スケジュールを決めれないスタイリストの苦悩

プロフィール

スタイリスト業は、他人の都合で時間が左右される。例えば、昨夜は家族との時間だったが、急遽フィッティングとなり出勤。フィッティングの直前にも電話打ち合わせが入った。たった18時〜20時の2時間の話だが、子供にとっては、たまにいる父との貴重な時間は真っ二つになり、何処にも行けなくなってしまう。。。

ただでさえ平日も夜中まで働いており、子供と会う時間は1日に30分〜1時間。貴重な土日まで時間を取られている間に、子供達はスクスクと大きくなり、遊ぶ時間は消えて無くなってしまう。なかなか辛いものである。

ちなみに、世間的には「子供は10歳までしか家にいない」と言われている。10歳からは習い事や、友達との時間で自宅にいなくなるからだ。津野の娘は9歳、息子は7歳。あと数年である。

家族の皆が「父はスタイリストで、下請け業者。時間を選ぶ事は出来ない。」と理解していれば まだ救われるが、小さい脳みそでは そこまで気が回らないものである。

いつも「また事務所いくの?頑張ってね、、、。」と声をかけてくれる娘も 心の中では、『いつも遊んでくれない人』に認定されている事は間違いない、、、。

津野は無駄な時間を使わない人なので、仕事にしてもプライベートにしても、ぼーっとする時間は作らない。たまに来る1日休みでは、朝から夜まで子供の行きたい3〜4件のアミューズメントを回り倒すようにしている。自分のための時間はいらない。

それでも、休みのスケジュールが少な過ぎて、「いつも居ない人」のイメージは固定化しているだろう。

しかし、家に帰れないのはスタイリストばかりではない。年末に地元に帰った際に、自衛隊の友達は「自宅に帰れるのは年に1週間程度」と話していた。

他にも、電気のメンテナンス会社の人は、1ヶ月毎に2週間ほどの出張があり、ほぼ家族には会っていない。そんな状況を見れば、毎日30分会えるのは、まだ良い方なのだろう。

しかし、そんな中でも 家族が父の仕事の状況を理解していれば救われるが、理解できないと ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいになる。現に今はそうだ。

子供達も大きくなれば、仕事がどういうものかは理解出来るようになる。その時に初めて、仕事で帰れなかった父の痛みが分かるのだろう。

「お客様を喜ばせるには、何をしないといけないか。」そこに真摯に向き合ってくれたら、20年後には理解できる。

・休みを返上してもお客様に顔を出す意味。

・自分の生命の時間を差し出し、仕組みを作り、お金を集める事で間接的に家族、従業員を幸せにする意味。

・事業を成功に持っていき、従業員に給料を定額渡すための責任。

・自分の家族だけだなく、従業員の家族の人生まで幸せにしないといけない使命

30歳、40歳になった時に初めて理解できる様になる。

たまに、ふと思うのである。

人に合わせる下請け業ではなく、プラットフォーム側(タイムスケジュールを決める側)だったら、どれだけ家族は幸せだっただろうか」と。

しかし、スタイリストはそうでは無い、よって早くこの段階を抜け出しプラットフォーム側に移行したいと夢を持ちつつ、日々走っている。

理解出来ない今は、家族には ただただ申し訳ないと思いながら、今日も現場から現場に車を走らせる毎日である。

コメント

タイトルとURLをコピーしました