元アシスタントの由実に現場で会った。
「津野さん聞きましたよ。拠点を恵比寿に移すんですね。」と言われた。
『そうなんだよ。もう直ぐだから、事務所 遊びに来いよ』と伝えたら、
「勿論いきます。恵比寿に来るのちょっと遅いですよ。」と言われた。。。遅い。。。
由実は1年前に、先に青山(恵比寿の隣町)居住を決めていた。
『青山どうだ?』と聞いたら、
「めちゃくちゃ売上 上がりましたよ。」と言われた。すかさず、
『売上と住む場所って関係無くないか?』と伝えたら、
「何言ってんですか。津野さんが【住む場所】と【時間配分】を変えたら人生好転すると言ったんですよ。だから、津野さんの言う通りに引越したんです。自分の言った事、忘れたんですか?」と言われた。。。確かに言った、、、それも忘れていた。

人間大きく変化するには、【住む場所】を変え・【時間配分】を変え・【付き合う人間】を変えなければならない。彼女は、その前の2つを変えたのだ。
お陰で、何処のスタジオにも タクシーで10分。リースもほぼ1メーターという生活に変わって、心底 楽になったと話していた。
「今、めちゃくちゃ忙しくなってお金持ちですよ」と軽い冗談を言われた。どう見ても顔が明るくなって、イキイキしていた。引越しで、余程人生が変わったのだろう。
そんな最中、話に割って入ったアシスタントから、「タレントさん着替え終わりました。チェックお願いします。」と言われて席を外した。久しぶりに面会して話せたのはここまで。わずか3分。
卒業生がイキイキと、人生楽しそうに仕事をしている姿は励みになる。そして、教え子から教えられる日が来た事を嬉しく思う。

津野は行動力には、かなり自信がある。だが、今回「都心に来るのが遅い、、、。」と言われた。。。ちょっと反省した。
今の事務所は家賃は安く、一度手放すと2度と出てこないレベルの広さと安さ。そもそも車を3台置ける一軒家なんて、東京都心にはない。。。更に自宅も近く、生活環境も良いから一生借り続けたいと思っていた。その安心が足を止めてしまっていた。
由実の言う通り、あと数年は早く引越せたと思う。
ほぼ全ての人間が安定をとる。しかし、不安定に飛び込んだ人間が勝つのが資本主義社会だ。その心を数年忘れていたかもしれない。
この瞬間 俳優の佐藤隆太さんが話していたエピソードを思い出した。
以前ハリウッドスターのブラットピットに「貴方を突き動かすものは何ですか?」と取材した時に、
『作られた道を選ばない様にしている。作られた道に成長はない。怖い所に進む事に意味がある。』と言ったという。
まさにその通りだと思う。今の地位、居心地に安住していると成長はストップする。成長の止まった人間に魅力を感じる人はいないのだ。
人が魅力を感じるストーリー(物語)で必ず必要なのは、山と谷の【谷】である。一歩動いて 谷を感じそこから這い上がった時に その差分で物語を感じる。面白いと感じる。
当然 成功する事を予想して一歩踏み出すのだが、道中に点々と存在する失敗が、人の人生を面白くする。生命に関わる様なリスクでなければ、自分からリスクを取りに行く気持ちがないと、物語も無ければ成長もない。
以前、浅香唯さんに「津野さんの人生は本になるね。」と言われた様に、「もっと成長、物語に貪欲にならなければ。」と感じた由実との3分であった。
ぬるま湯に浸かっていた自分に【喝】を入れてくれた由実には厚く感謝申し上げる。有難うございました。あいつ成長したなぁ、、、🙄

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