昔お付き合いのあった仕事仲間から、立て続けに2件ご連絡を頂いた。5年ぶりくらいだろうか。
「津野さん元気ですか、また〇〇でお願いしたいのですが」と5年ぶりの仕事だったり、
「津野さん最近新人を担当しているのですが、是非その子を、、、」と3年ぶりの連絡だったり、、、
その両方がどちらも、津野のインスタを見て依頼してきていた。フォローされている事も知らなかったので、驚きである。
ついついサボりがちなインスタではあるが、津野の知らないところで、勝手に営業してくれているようだ。
SNSの発信活動は、インスタグラマーでない限り、とにかく手間がかかるし、やらなくても生きていけるツールである。
しかし【手間がかかるもの】というのは、なかなかの力を発揮するものである。
いまやSNSは、個人や店の広告ツールとしては無くてはならぬ媒体である。2025年現在で、インスタ、YouTubeを活用しないという事は、商売をしないと宣言しているに等しい。
インスタグラムでは、フィード、ストーリー、リールを駆使して、毎日UPする事が最善策だというが、そこまで気が回ってないのが難点である。

津野は蜷川実花さんのインスタグラムを見た際に、作品8割、自分2割のフィードの出し方に共感を得て真似している。
インスタグラムでは、作品だけでなく、人間味を出す事が集客へつながると信じている。例えば、@・・・officialと書いたアカウントは《公式》という事は伝わるが、何処となく人肌を感じない。なので、応援したいとならない。
手間かけてインスタグラムを構築するなら、応援頂きたいので、来たコメントには全て返す様にしている。そうする事で応援者とも、太いパイプで繋がれる。
成功者に共通する点は、「人間関係が浅くて広い」というDATAが取れているが、深くて広ければ鬼に金棒。どれだけ多くの人に応援されているかが、人間の価値だと思っているので、顔を合わせた事のない人でさえ取り込んでいきたい。
フォロワーが4500人ごときの①スタイリストが何を語っても伝わらないが、コスト面でもインスタグラムは最強である。
うちは毎月新規のお客様がいるが、実は新規を取るのに、既存客の5倍のコストがかかると言われている。
コストというのは、お金もそうだが、そこにかけた時間も含まれる。それだけ新規を取るのは難しい。なので、日々マメに投稿することで 営業にかける時間やお金を節約できていると思うと、気持ちも楽である。

個人的にはスタイリストに必要な営業ツールは、
①番はダントツで現場
(撮影現場で気に入られ、他社の紹介を狙う事)
②番にルート営業
(既存客に違う担当者を紹介頂く)
③番に飛び込み営業
④番にインスタグラム
だと思っている。
日々撮影で周りを満足させ、じきに上がってくる作品をコツコツ世に出し続けること。
更に、欲を言えば人間味を露出することが出来れば、エンタメ業界及び、エンタメ業界を目指す若手が共感し 貴方にアクセスして来るだろう。
スタイリスト業界の実働営業では、オンラインはオフラインに到底及ばないが、SNSを駆使すれば、思わぬ人に刺さったりもするものだ。
波状効果で、不特定多数の人から指名がかかるよう、あの手この手で行動・発信して行きましょう。
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