先日、アシスタントの卒業生から注意を受けた際に、「未熟なアシスタントに任せれば任せるだけ、仕事減りますよ。」と言われた。
芸能界に23年。スタイリストとして15年経験のある津野と、3年未満のアシスタントでは天と地ほどの経験の差がある。
しかし、実際の現場に津野は ほぼいない。アシスタントが8割の時間を他スタッフと共に過ごす。しかも、周りのスタッフも長い年月芸能界にいる経験者だ。それだけでも仕事が減る事は容易に予想できる。ましてや、その現場で数回失敗された日にゃ、、、津野の信用はガタ落ち。お客様は消えて行く。
しかし、シェアを広げる為なら、任す事を辞めない。

シェアを取るに関しては、他業界でも目標にされている事ではあるが、業界全体の約74%を取ると独占状態に入ると言われている。ここを目指す。
ちなみにQRコード決済の部では、現在PayPayが7割で独占状態だ。QRコード決済の6回に1回はPayPay。後発で参入してきたにも関わらず、加盟店は手数料無料、利用者には巨額のポイント還元で、あっという間にシェアを取った。相変わらずソフトバンク孫さんの戦略はえげつない。資本力で圧倒している。。。
このシェアをどれだけ取れるかが、企業生き残りを左右する。そうする為には、1人1人のお客様を手厚くフォローしながらも、人にドンドン任せていかないとシェアは取れない。任せる事で必ず起こるサービスの低下、及び売上の低下は避けようがない。
過去にそれによって何人ものタレントを失ったが、マネージャーの知り合い数は確実に増えてった。それで良い。
そのマネージャーさんが、また違う担当になった時に読んでくれる可能性は上がる。
サービスが低下したとしても、下に任せていく事で、アシスタントの中には責任感が育まれ、主体的に業務に取り組む人間が現れる。このリーダー的アシスタントが数人生まれれば、売上の低下は巻き返せると思っている。
(3年で続々と出ていくのは、悲しいが😭)
更に、この風潮を毎年後輩に引き継いでいき、シェア拡大を狙っている。

とはいえ、東京に3000人とスタイリストがいて、シェア74%をとるのは至難の業。よって、ジャンル別で狙う事をオススメする。
ジャンルは、俳優さん。水着。アイドル。声優。2.5次元。アーティスト。芸人。インフルエンサースタイリストなどなど。
現に上記のジャンル内だけでも「この人が、シェアを取っている!」という事実がある。
男性アイドルは横田さん、女性アイドルは優也くん、芸人は岩切ちゃん、インフルエンサーは金子さん、百々さん、水着は野田さんなどなど。
コレからスタイリスト業界に参入してくる予備軍の方々は、まずは認知。「この子知ってる。めっちゃ良いよね」と思われる事が先である。
現場での対応は勿論の事、SNSも駆使して存在を世にアピールして行く事をオススメする。
他のスタイリストアシスタントには出来ない自分の強みを活かした「差別化」を世に発信していこう。差別化🟰戦略なのだ。
とはいえ、なかなか浸透しないだろうが、1週間に1人でも応援者が現れれば年間52人の応援者が生まれる。それを3年続ければ156人の応援者だ。
ちなみに応援者(仕事発注者)が100人いたら、もうその人は、その業界で大物として生き残っていけると言われている。
日々の積み重ねで、応援者を増やしていきましょう!!

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