痛いコーディネート、、、

プロフィール

現場で、年齢不相応の衣装を着る事は 「痛いのか?」という議論になった。皆さんはどう思う?

どうやら、今日スタイリングしたタレントさんが、テレビでX JapanのTOSHIさんをみた時、

[全盛期のバリバリロックなメイク]で出演されていた。その姿が老婆みたいでキツかったと話していた。

更に、アルフィーの高見沢さんが[昔のまんまのキラキラな感じ]で出ているが、年と合っていないから、ただただ辛いと話されていた。

なんとなく言われる意味はわかる。

では、スタイリストとしてはどう見るか、、、。

津野は個性を尊重するタイプなので、結論タレント本人のマインド次第だと思う。痛かろうが痛くなかろうが着たけりゃ着ればいいというスタンスだ。

タレント本人が 「着たいと思って着た結果、周りから冷ややかな目で見られた」という結果を 重く感じたなら、次からは避けるべきなのだろう。

いづれにしろ、スタイリストは要望に応える仕事なので、企画に適応した範囲内で、

[タレント本人が好きなコーデ]

[衣装映えするコーデ]

[大人っぽい落ち着いたコーデ]

の3種を持っていけば良い。

洋服は性格を投射する。

天真爛漫で周りの目を気にしない人は、シルエットや色使いなんてお構いなし。好きなものを好きなだけ着ている。

代表的なのはアメリカ人だ。

日本人はバランスを取りたがるので、「周りと比べて、、、○○」と平均を取りに行く癖がある。協調性を取れるという意味では優秀だが、個性の面では大分遅れをとっている。

結論、見られ方を気にするタイプか、気にしないタイプかで 痛いか痛くないかが分かれる。

あとは、自分がどこの層に刺さっていたいと思うかにも左右される。さて、貴方はどっちだろうか。

津野はスタイリストが下請け業務であるということと、協調性やバランスを重んじるので、見られた方を気にする。

よって他人から注目を浴びない服を、毎日毎日きている。

逆に自分が芸能人だったら、メディアに出る際は、もう少し奇抜な格好をするだろう。

一般人として、大衆の八割を狙っていきたいなら、TPOに合わせて年相応にコーデするべきだ

ちなみに、20代前半の女性にモテたいなら、彼女達に好感度の高い、無難な格好をするべきだ。

若い女の子は「服がダサい男とは、絶対に歩きたくない!」という信念を思っている人が相当数いる。よってその層を狙う男は、多少なりとも洋服に気を使わないと詰むから要注意である。頑張れ若者よ。

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