師匠・上司は、部下が自主的であって欲しい。やる気に満ちていてほしい。振り返ると、新人時代は皆やる気がみなぎっているが、時間が経つとそうもいかないのが人である。
良くも悪くも業務に慣れると、新鮮さは失われる。上としては、部下が日々仕事に邁進する姿を期待するため。「もっとガンガン質問、相談して来い!近くに来い!!」そう思ってしまう。
しかし、何事も期待するとバカをみるものだ。
毎日近寄ってきて、進捗情報をマメに🆙してくれる部下なんて、はぐれメタルを見つけるより難易度が高いのだ。

その反面、いざ昇進を課題とした時に、一般的な上司の【評価基準】は何になるかというと
「自分とどれだけ良好な関係にあるか」一択である。つまり、「人間関係の距離の近さ」で評価が決まる。
一般企業で昇進したいなら、上司と近い存在で居るべきである。
更に飛躍して、《TOPまで登り詰める人》という話になると、それは才能ではなく
●最も敵が少ない人
●人を不快にさせない人
が多い傾向にある。上司ガチャをもろともせず、どんなタイプの上司にも、近い距離感で積極的な人、快適を提供してくれる人がTOPまでいくという事。これはDATA上 明らかだ。
ちなみに、最近はオンラインの会議、LINEで、、、という業務処理が多用されているが、面と向かわない人は昇進が38%減るというDATAも、知っておいて損はない。
アシスタントには昇進なんてないから、無意味な情報ではあるが、人は「何度も何度も顔を出して、話しかけてくる人が好きになる」という事は知っておこう。

では、部下の積極性が自分の期待にそぐわない時は、どうすれば良いか。それは、情報交換の場を強制的に作れば良い。
強制的な規律と構造が若者にとっては、重要という事だ。教育=強制だ。強制された規律と業務の中で、新人は仕事の進め方を学んでいくものだ。
これを受けて、弊社も毎日打ち合わせを開催する事にしている。すると、今集まっている服の状況と、明日どう動くか、来週までに何をしないといけないかが、鮮明に見えてくる。
弊社は各々のアシスタントが、各々のやるべき役割で分散して 1日を過ごす。つまり顔を合わす機会が少ない。
これによっておきる「社内間の情報共有の低下」は、スタッフが揃う毎晩の打ち合わせで、クリアにしていく事が改めて必要なのである。

今日は、社内コミュニケーションには「接種頻度」が大事だという話をした。
人は感情で仕事をする。もし貴方が一般企業にいて昇進したいのなら、どんなにクソ上司だろうと 自ら歩み寄る事が1番の仕事なのかもしれない。
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