近くに美のスペシャリストがいる芸能界は、最高である。髪型で悩んだらヘアメイクさんに聞く。プロフィール写真を撮りたければ、撮影の空き時間でカメラマンに撮って貰えばいい。
例えば、インフルエンサーかつ、スタイリストという方もいるが、こう言った人は無料で沢山の特典がついて来る。津野は男性なので,そこまで利点はないが 女性はメイクの悩みは現場で解決するだろう。
逆にメイクさんはスタイリストがいるお陰で関係者用のSALEに,行く事ができる為70%OFFで服を買えたりもする。
先日、自分の髪のセットで悩んでいたら、現場のメイクさんが直ぐに解決してくれた。かつての結婚式の時は、大御所カメラマンに1日同行頂いて、写真を撮ってもらった。有難い環境である。逆に女優さんの結婚式のドレスを用意させて頂いた事もある。。。人生の記念すべき日に頼って頂けるのは、有難い話である。

と言うことで、津野はスタイリストとして よく服の悩みを聞かれる。前飲み会の席でも「私に似合う服ってどこのブランドですか?」と言われた。ここに関しては、「ごめん!!わからん!!」というのが正解だ。
例えば『アメリ、メゾンスペシャル』というと「オシャレ過ぎて手に負えません」と言われ、『ユニクロで良くない?』と言うと「もっと知る人ぞ知る具体的なブランドを教えて」と言われる。
具体的に伝えたいが、衣装映えする服しか普段探していないので、一般人が着れて尚且つオシャレみたいなブランドはあまり知らない。理由はその様なブランドを持っていっても、タレントは着てくれないから仕事にならないのだ。
タレントのほとんどは、「他と違う」を前に押し出したいため、いつも「古着一点物で個性的な服」みたいなアイテムが置いてある店を探している。
スタイリストの中でもコンサバ雑誌(Very、Oggi、Cancam)のスタイリストしか一般人の悩みは解決出来ないだろう。
しかし、分からないというと「分かるでしょー」と鷹を括られたり、あるいはダメスタイリストの烙印を押されてしまう。
スタイリストにも【芸能】と【コンサバ誌】で扱う服が全く異なる事を知って欲しいと思う。要するに、フレンチのシェフに、美味しい牛丼の作り方を聞いても分からんと言う事だ。。。
これが「メイクさんが好きな服のブランド」ともなると話は別、美容師を見ていると分かるように、あの人種は個性的な服を着る人が多い。そうなるとこちらの思う壺で、いくらでもブランドを紹介出来る。人には得意不得意があり、それはプロでも変わらないという事である。
カメラマンも同じ事で、「物撮り専門のカメラマンにグラビアを撮って」と言っても光の使い方が全く違うし、ロケメインで外で自然光写真ばかり撮っている人に、「スタジオ撮影で光を組み立てて欲しい」と言っても正直分からない。これは実際のカメラマンが話していた事なので、間違いない。ロケメインで仕事したいが、スタジオの依頼も頂く事が増えたから、スタジオの光の勉強をしたと話していた。
ヘアメイクさんでも似た様な事はある。viviで活躍しているメイクさんは、「私は髪は切れない」と言っていた。アレンジをメインとしているため、髪切ってどうこうするのは別問題だという。

スタイリスト、ヘアメイク、カメラマンといえどジャンルが違うとアマチュアである。スタイリストになりたい人は「ただスタイリストになりたい」とザックリとしか考えていないが、実際アシスタントについた後に、「こういう仕事じゃない!」と思う人は多くいる。すると、また辞めて次を探さないといけない、、、。これは大変ストレスだろう。
よって少しでも自分が好きなジャンルを予め絞った上で、師匠決めをした方が安全である。
ウチにくる研修生に「芸能人では誰が好き?」と聞いて、「芸能人はあまりよく分かりません」という人が一定数いるが、そのような人は絶対にウチではない。それこそファッション誌をメインに仕事をするスタイリストにつくべきだ。
逆に、芸能人を見るとテンションがあがる。好きな芸能人はこの人!!と堂々と言える人でないと続かないだろう。
ウチ来る人には、是非ミーハーでいて欲しいと思うのである。ミーハーは多少仕事が大変でも続くものだ。

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