stylistになってから、毎月新規の方をスタイリングしている。これが今まで途切れたことはない。
つまり、毎月新しいチーム(マネージャー、制作、ヘアメイク)に仲間入りするタイミングがある。
同じくして、
2024年卒業→入社の新入社員の皆様も新しく会社というチームに入るわけだが、
そこでまずやらないこといけない事は何か。
それは、「コミュニティに受け入れられる」事である。
新入社員の大半が「仕事を覚える事」というだろうが、それは間違いだ。
まずは仕事仲間と、良好な人間関係を作らないと、かなり働きづらくなる。
では、コミュニティに受け入れられるために、
新入社員が、古株さんに「プライベートの話をガンガンすれば良いか?」という問いに関しては、NOである。
古株は「仕事も覚えていないくせに、馴れ馴れしい。先にやる事があるでしょ!」と思う人もいる。
では、どうすればいいか?それは
「仕事の質問」をしていけば良い。
人は話さないと不審者扱いだ。黙って黙々と仕事に没頭し、話もしない新人がいたら少し気味が悪い。
自分で試行錯誤しながらも、先輩だったらどういう行動を取るかをインタビューしていくのが、ベターだと思う。
人は基本的教えたいし、人の力になりたい欲求がある。
よく津野も会話のテクニックとして、初めましての方に「相談しても良いですか?」という枕詞を皮切りに、質問を投げる。
相手は「面識の少ない私に相談してくれるの?」と前のめりになって話を聞いてくれる。
これと同じで、「仕事としての相談、質問」を的確に投げていく事は信用を貯めるのに かなり有効だろう。逆に
「そんなの調べれば、分かるでしょ」みたいな質問はNGだ。面倒くさい子だと思われる。
古株でしか分からない「進め方や心情」をお伺いすれば、適度な会話ができ、信頼関係を構築できる。
このようにして、まずは信頼関係を手繰り寄せる事が1番大事で、その後に徐々に仕事を覚えていけばだいぶコスパが良い。
例えば、スタート3週間で普通の人が報告する2倍3倍の量を報告すると、次第に上司は
「この子は大丈夫。信頼できる」と思ってくれる。そうすると しめたもので その後働きやすくなる。
上司は貴方を放任してくれるのだ。
逆に報告の量が少ないと、次第に「不安だから」という理由で、管理下に置かれる。すると、仕事の遊びや自由が効かなくなり、身動きが取り辛くなる。
人は徹底的な管理下に置かれると 必ず逃げだす。つまり余裕がなくなり、上手くサボろうとし出す。
こうなったら仕事はつまらないものになる。
全てはスタートの報告の量や
上司、先輩との距離感に左右されるのだ。
stylistとして初めて参加したチームも同じ。撮影までに細かく細かく詰めて信頼感を貯めていき、当日は適度な距離感でコミュニケーションをとって撮影に望む。
すると受け入れてくれる。
まずはコミュニティに受け入れられて、信用を構築していこう!!
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