友達ってどういう人?

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IMMEZという自社ブランドで短期のデザイナー募集を行った。100通以上の応募を頂いた。
世にはこんなに沢山のデザイナー希望がいるのだと驚いた。

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応募要項は①上記フォロー②アカウントを公開③コメントを送るコレだけだ。100通以上応募がきたのも、この簡単な募集要項が功を生んだのかもしれない。

皆さんならどういうコメントを送るだろうか?
ココに選ばれる人と、そうではない人の真髄をみた。
選ぶ側は、「応募者のフィード」「プロフィール」
「コメント」に注目する。
相手を知らない以上、ここでしか選びようがない。
そうすると、そこに力を入れない限り選ばれないわけだ。

応募者の95%以上が
A「デザインは夢だ」「成長したい」のような【自らの成長】を望んだコメントだった。

B少数派は自分が入る事で、IMMEZにどういう利益が生まれるか
あるいは、
アツアツの熱意を込めたコメントだった。
「共に良いモノを作ろう!」とか「勉強させて下さい!」とか。

皆さんが選考するとしたらどっちだろう。
私は、Bだ。
新入生を入れて自社にメリットがあるかどうかをまず考える。

社会人になると、人に会う時に「メリットがあるかないか」でまず考える。
冷たいように聞こえるが仕方ないことだ。
なぜそうなるかというと、学生時代のように時間が余っていないからだ。
1日の大半をやらなければならない業務に追われているのに、メリットもないのに会う約束は取れない。

メリットなく会う事が出来るのは、家族か恋人、友達のみだ。
つまり、今回 不特定多数の人に応募をかけているが、IMMEZにメリットを起こす事が出来るか、それが無ければ、熱過ぎる程の熱意があるかどうかが選考基準となる。

これから就職活動する人はココを深く考えて欲しい。
面接は、「夢を語る場ではない」という事、「価値のある内容」にしないと、

相手の貴重な時間を奪うだけの タダの時間泥棒になってしまうのだ。

時間泥棒が嫌われる 具体的な例を弊社で紹介しよう。
ウチは衣装クレジット(使用したブランドのロゴ)を「撮影の3日後までに先方に送信する」ルールとなっている。


物量の多いファッション誌をゴリゴリにやっているわけではないので、どんなに忙しくても3日で送れる。津野はそう思っている。
しかし、アシスタント歴 半年未満の子の大多数は これを守れない。
 
では守れなかったらどうするか?
その1つ上の先輩がその日中に送る。
それも守れなかったら、
さらにその上の先輩がその日中に送らなければならない。
自分がルールを守れなかったら、先輩の時間を奪う形にしている。
当然先輩は怒るわけだ。理由はメリットがないから。時間だけ奪われるから。そうして、後輩は風当たりが強くなる。

では、上記と逆の後輩がいたら、先輩はどう思うだろうか?
自分のクレジットは期限内に仕上げる。その上で先輩のクレジットまで仕上げようとする。
これは、めちゃくちゃ愛されるだろう。
あるいは、「残った作業はこちらでやっとくので、先に帰って下さい。」なんてことを言った日には先輩はメロメロになる。
これが愛されるという事だ。

相手のメリットになるような人間で居続けよう。

※画像はメリットを考えずにあう、高校、大学の友達!!

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