2019年に【広告費】のジャンルでWEBがTVを抜いた。2017年頃は、まだテレビ優勢だったので、WEB広告は【最近現れた弱小広告】扱いでスタイリストのギャラも半分にされていたが、今は戻った。WEBの勢いは右肩上がりである。
ちなみに、バラエティ番組の制作費も2000年頃はゴールデンで3700万程だったが、2025年現在2000万程になっている。
ただし、3700万円で番組を作ったとしてもスポンサーは1億円払っているから凄い。。。。
(制作費3700万、広告代理店に2000万、制作会社に800万、残り3500万は電波料)
たった1番組に数回15秒の広告を流すだけで、1億円、、、。
更に3700万の【制作費】を細かく分析すると、
●ディレクター、AD、プロデューサー、キャスティングプロデューサー、音声、ヘアメイク、スタイリストは1日3万円〜5万円。
●構成作家1万〜数10万。
●タレント3万〜数100万。
(新人は3万、司会者は100万等)
●編集所1時間2万。
※ここに、スタジオ代、美術セット代が乗ってくる。セットは、大型のセットを組んだら2000万かかる事もある。。。ヘリを借りたら120万だ半端ない。

これを考えると資本主義の日本にいて、貴方の会社や貴方が 無料で影響力のあるSNSを使って広告しないことが、どれだけ馬鹿げているか分かるだろう。
津野は他の事業もやっているから、広告に対する費用対効果は、他スタイリストよりも理解しているつもりだ。
チュロスhttps://www.instagram.com/palm_tree2021?igsh=bDA1Zjh2dmF5bDM3&utm_source=qrで10000枚のチラシを巻いても来てくれるのは、30名。
IMMEZhttps://www.instagram.com/immez_official?igsh=eWY0YXg0ZmliMDYw&utm_source=qrで1週間3万円のインスタ広告を🆙しても増えるフォロワーは数100人程度➡️そこから購入してくれる人は、ほぼ居ない。フォローして様子を見るだけだ。
つまり、「広告しても広告しても なかなかお客様は囲えませんよ!!」というのが現実。だから、「無料の広告ツールのSNSは存分に使っとけ‼️」という事だ。
昨日あるPRESSルームで、言われたことを書こう。
「あるスタイリストさんから、アシスタントの応募に関して、津野さんの名前がでました。『何故津野さんの所はアシスタントが集まるのか、、、ウチには全く来ない。』と言ってました」という事だった。
答えは単に「広告しているから」である。
YouTubeも、ブログも、インスタも広告である。
ポニーキャニオンの人から
「津野さんのインスタは、沢山のタレントさんが出て来るから、【仕事している感】ありますよね。忙しそうですね。」と言われた。
この様に同じ業界の関係者に向けて、「私はココにいるよー頑張ってるよー」という広告をしていると、スタイリストが必要な時に【声がかかる確率】は高まる。
商売をするには、日々発信の積み重ねがマストである。マクドナルドの【M】の看板を見ると、遠くからでもヨダレが出る様に、兎にも角にも、人の目に触れる機会を増やさないと、商品は売れないのだ。

そして、他人は驚く程、貴方の事を知らない。貴方が思っている100倍貴方の事を知らないと見積もっても良いくらいだ。
スタイリストというニッチな世界で、どれだけ有名になろうとも、一般人としては全くの無名なわけだ。
過剰に広告してもしたりないくらいだ。
昔は皆、親に「見てみてー」と自分が授業中で作った折り紙やら、絵画やら、粘土を見せた事だろう。つまり、親に発信していたわけだ。
それが大人になるにつれ恥ずかしいやら、「大した事でないから。」などと、、、謙遜し、余計な感情に押され、発信しなくなる。
大人になると、毎日友達に学校で会うわけでもない。すると、発信しない事で 周りは貴方が元気かどうかも気にしなくなる。
「あの芸能人は今」みたいな番組が流行っていたが、あの様に人々の記憶から忘れ去られると、商品は売れなくなり、それに伴って生活が苦しくなる。。。
なので、無料のツールでいいから発信していこう。「アシスタントだから、お仕事を受けれないから発信しない」ではいけない。スタイリストになるなら、自分を売り込まなくてはいけないのだ。
アシスタントという【限定の立場】は1番フォロワーが増えやすい。理由は、応援シロがあるからである。立場上、応援者が集まりやすい構図にあるという事を、世のアシスタントは知るべきである。
我々スタイリストになってしまったら、応援シロはなくなり、タダの営業活動となってしまう。。。
津野もSNSがある時代のアシスタントだったら、やり方も変わっていただろう😑アシスタントが羨ましい
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