「作業」と「仕事」は別物。

プロフィール

仕事をする上で大事なことは、『作業』の時間を大幅にカットする事だ。

仕事=作業 だと思って仕事をしている人が、1番タチが悪い。


弊社アシスタントには、初めに伝える事がある。『体を使うな、頭を使え。』
頭を使えるスタイリストにならないといつまで経っても時間の奴隷だ。

仕事覚えたてで、自分で仕事を作っていけない新人に多いのだが、
周りへの「私、仕事してますアピール」の為に、ひたすら「作業」に励む人がいる。
スタイリストのアシスタントに例えたとすると 

既にしわが伸びてる綺麗な服に、ひたすらアイロンをかけ続ける。みたいなこと。
あるいは、探し物を頼んだら 自分の時間だと思ってゆっくり探したり、

最悪寝てたり そういうことだ。

ウチはこれを固く禁止している。とにかく、早い時間で「作業」を終わらせる。

返却、裾上げ、タグ取り、アイロンこれらは全て「作業」だ。

基本的に1st 2nd のアシスタントには「作業」の時間を極限まで減らしてもらっている。

そして、頭を使うことに重きを置く。次の媒体にはどういう服が必要か、その為にはどういう洋服屋に声をかけて、何を今すべきかを考えろと伝えている。
まさに、頭を使うアシスタントである。

どうみても綺麗な洋服に 蒸気を当て続けてシナシナになった服を見るほど辛い事はない。

アイロンは仕事だろうか?仕事ではない。「作業」だ。

アイロンを沢山したからってそんなに成長しない。つまり、頭を使わずに体を使って作業ばかりしていては、いつまで経っても使われる側になる。

だから、このスタイリストの世界で
弊社は考える事に1日の大半を使えるスタイリスト集団になりたいと思っている。

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