舞台「熱海吾郎一座」舞台挨拶が行われた。津野は剛力彩芽さんの担当で関わる事となった。
映画や舞台の「舞台挨拶」は非常に華やかである。日々大忙しの著名な方々が、一堂に集まって作品を盛り上げる特別な日だ。
メンバーには今イケイケの若手俳優もいれば、大御所の役者もいる。
日本トップレベルの顔面が、キラキラした綺麗な衣装を纏い、顔もバキバキに決まっている。
それをタダ見るだけでも、圧倒されるものだ。。。
若いアシスタント達は、イケメン美女を見て心躍るのだろうが、津野は舞台挨拶の目玉は
「舞台挨拶慣れした重鎮俳優や、芸人さんのコメント」だと思っている。
今回の熱海吾郎一座でいえば、三宅裕司さん、渡辺正行さん、東 貴博さんだ。
彼らは普通のコメントをしない。持ち時間の30秒でなんとか会場を盛り上げよう、笑わせようと必死に仕込んでくる。そこに、彼等の熱量が凝縮されている。
今回の熱海吾郎に関しては、全員が全員面白かった上に 司会の女性アナウンサーが、「話が長かったら容赦なくベルを押します。」とベル持参で登場された。
「話が長かったらベルが鳴る!!」そんな制裁、若手の売れっ子俳優にしたら事務所がボコボコに怒るだろう。。。。。

津野はアシスタント時代、当時40代の俳優さんの舞台挨拶に行きまくった。
仲村トオルさん、大沢たかおさん、田辺誠一さん、唐沢寿明さん、高橋克典さん、椎名桔平さん、市村正親さんなどなど、、、名前を挙げればキリがないが、彼等のコメントは素晴らしい。
会場を笑わせたり、細かいエピソードを物語風に説明したり、「聞き逃すと勿体無い!!」と思える内容を毎回ぶち込んでくる。
彼等も若手俳優の頃は、コメントする事で精一杯だったのかもしれない。しかし歳を重ね「芸能界の重鎮」となってからは余裕も うまれてきたのだろう、、、
コメントに深みがあるのだ。
正直津野もアシスタント時代は、26歳27歳と若かったので、今でいう山崎賢人くんや今田美桜さんの様なノリに乗った俳優を見たいのが本音だったが、
毎回毎回、面白い事を話す仲村トオルさんや大沢たかおさんに 次第に惹かれて行った事は間違いない。。。
「その場にいる人達をどれだけ楽しませるか。」に注力したプロフェッショナル達は、非常に格好良く見えた。
津野が言うのもおこがましいが、若手俳優さん達は、可能ならば「先輩達のコメントが何故面白いか」を分析して、自分のコメントに応用して頂きたいと思う。
読者の皆様、若手ばかりに気を取られてはいけない。愉快なおじさん、おばさま達のコメントに聞き耳を立ててみよう。
若手俳優は若手俳優で初々しくて良いのだが、大御所のコメントにこそ、より集中力を持って聞いてほしい。
今回 剛力さんは 他メンバーの強靭な安定感により、会見直前も「全く緊張しない」と話していた。これは他キャストが「何かあったら、直ぐに助けてくれる話術が備わっている」と判断したからだろう。
若手を支える先輩のカッコ良さを見れた気がする。

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