転職時代の生き抜き方。

プロフィール

午前はananの撮影だった。

数日前、編集部からスタイリング依頼の連絡を頂いた。 

ananに指名で依頼が入るほど仲良い知り合い いないけど、、、と思っていたら、別の出版社のテレビ誌でお世話になっていた方だった。

転職されていた。

編集部員やマネージャーは大体同じエンタメ業界で別会社を渡り歩く。1つの会社一筋25年みたいな人の方が珍しい。

世の新卒3年以内の退職率は30%というデータもあるくらいだ。1つに留まる事が少ない時代なのだろう。

 

今回のananの編集からも、テレビ誌時代の仲間の1人はVictorに、1人はTO BEに行ったと聞いた。

2人ともめちゃくちゃお世話になった方達だ。

また新境地でお会い出来る日を夢見ている。

今回の依頼を受けて 改めて我々stylistは、どこでチャンスを頂けるか分からないから、

●「どの場所でも良い関係を続けておく事が大事」と思った。

こっちでは良い顔をして、こっちでは逆をやることのリスクを考えるべきだ。

永続的に「人となり」を強化していこう。

逆を言うと ずっとレギュラーのように、お仕事をしていた担当者が辞めていってしまうという事も、考えておかないといけない。

結果、

●広く広く幅を広げて戦略的に動く事が重要となる。

仕事の出所の分散だ。

さて、午後は

ananを終えて、日本テレビへ

今日は珍しく同じ番組の同じ回で

4名スタイリングの依頼が被った。

同じ所で仕事が出来る事のメリットは、スタジオ間の移動がない事と、タレントさん同志の色味の被りチェックが楽である事。

デメリットは、何処に居座れば良いか分からなくなる点だ。

今回の担当女優さんの1人は メイクの信沢hitoshiさんだった。

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まだ外は寒いのに白の半袖Tシャツ、、、。ガチムチの方なので、

「なんでそんな格好してるんですか?」と冗談で聞いた。

すると、

「今日のタレントさんは髪が黒いから!髪の毛の動きがわかる様に白を着てきた。半袖にしたのも肘下にファンデーションが付かないため」と言われた。

シンプルに驚いた!!ちゃんとしていないように見えて、ちゃんとしている、、、。

そんなとこまで考えて来てるんだなぁ、プロだなぁと感心した。

ウチの師匠は毎日黒を着ていたが、カメラの光の邪魔にならないように気を使ってると言ってた。

各々にプロ感が漂ってて感心する。

ウチもアシスタントには、

ホテルスタンバイや、舞台挨拶の時にはそれなりの格好をして来て下さいと伝えている。裏方だからなんでもありではいけないのかもしれない。

TPO

【Time(時)、Place(場所)、Occasion(場面)】

をわきまえて服を選ぶようにしたいものだ。

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