こんなスタイリストはプレスに嫌われる

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スタイリストAが、ブランドBを借りたくて、アタッシュドプレス(様々なブランドの広報を請け負う会社)に電話をした。

プレス担当者はスタイリストAが持ち掛けた案件が、Bのイメージに合わないと判断し丁重にお断りをした。

するとスタイリストAは、アタッシュドプレスの担当者を飛び越えて、ブランドBの本社に直接電話をかけ、借りようと試みた

電話を受けた本社の人は、「アタッシュドプレスに任せてます。」と伝え電話を切ったその後、なぜ本社にわざわざかけて来るか不思議に想い アタッシュドプレスに確認の連絡を入れた。

そこでスタイリストAの「捻じ曲がった根性」に腹を立てたアタッシュドプレスの人は、スタイリストAを出禁にした。🫵

たまに聞くパターンである。

ブランドBのような会社は、貸し出し媒体の判断に悩む時間を削減する為に、わざわざ外部のアタッシュドプレスに委託しているのに、本社に連絡して来られても分からない、、、。というのが正直な所だろう。

スタイリストAは、是が非でも借りたかったため、本社に強行突破したと見られる。この様な行為はプレスの機嫌を損ねる。

あるスタイリストが、ファッション誌で服を借りようと思った。プレスにアポイントをとる時に「ファッション誌のお願いだから、貸すよね?」みたいな 生意気なテンションで連絡をした。

その態度に疑問をもったプレスが貸さず、津野に連絡をしてきた。

「津野さん〇〇というスタイリスト知ってますよね?津野さんの会社から独立したというスタイリストでしたので、電話しました。断ったのですが、めちゃくちゃ態度悪くて、、、厄介でした。」と悩みを相談してきたのだ、、、。

実はその子は、随分前にウチを辞めたアシスタントだった。何を思ったのか、津野の名前を使って 借りようとしてたのだ。

至る所からスタイリストはボコボコと独立して行くので、プレスの方も「電話で名前を聞いただけ」では正直、誰の師匠の元を独立したか分からない事もある。

その際に、スタイリスト〇〇の元を独立しました。〇〇です。と名乗ると借りやすいのだ。

コレを考えるとアシスタント期間というのは、非常に大事な期間なのかも知れない。〇〇の所を出たと言えば、借りれてしまうのだから、、、。

ただ、辞めた所の名前を出してでも借りようとする根性は腐っている。

その子はそのプレスから、大目玉を喰らう事になったようだ。

最後に、スタイリストに対してプレスが注意をする時 逃げる人がいる。

「すみません、、、アシスタントが全然報告してくれなくて、、、」とか

「明らかに注意と分かる電話に出ない」とか

悲しいが、部下の失態は全てスタイリストのせいだ。部下をもつとは、そういう事。全て師匠の責任となる。その責任が大きいから多くの給料を貰うわけで、責任から逃げてはならない。

うちも、若手のアシスタントの失敗の際は先輩を問い詰める。管理者とはそういうものだ。

若いうちからリーダーの器を磨いていこう。

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