よく,入りたての新人から言われる報告がある。
●今回の衣装の色味青指定だったと思います。
●タレントさんの入りは12時だったと思います。
●このブランドは貸してくれると思います。
この「思います」禁止令を出しているのに、思います使うのは反則である。
部下の「思います」のまま動いて失敗したことが沢山ある。なので、曖昧なまま進行したくないわけだ.われわれ上司は確実な情報しか必要ない。
となると、答えるWordは2つ。
●正確な情報のみ答える
●確認します。
これだけ。
「思います」が口癖になっている人は結構いて、社会人になって修正するのに苦戦している。
1年かかる人もいる。それくらい癖付いてる。
高校生の頃からバイトでは、「思います」を一切排除して生活すると、社会に出てから重宝されるだろう!!
似たような言い回しで、数字を使わないで事を進めるのも非常によく無い。
●もうすぐつきます。
●後少しでおわりそうです。
のような曖昧な表現だ。なかなか頂けない言い方である。聞く側は「そのさじ加減」が分からない。
なので、弊社では必ず数字を使うようにしている。
●あと7分で着きます。
●15分で終わります。など
数字は責任を伴うので、なかなか言いたがらない人が多い。しかし、社会に出てから数を曖昧にして相手に伝えると、いけてない社会人に仲間入りする。
弊社 飲食事業のチュロス
「その日の忙しさによります」なんて答えが従業員返ってくる。この時点で、もう相手に伝えれる情報は一つも無い。
部下に言われたまま.相手に伝えてしまったら2度とウチに依頼して来ないだろう。
数字は責任を伴う。だから敢えて そこを取りに行けば、しっかり者の称号が得られると思っている。
ちなみに、豆知識ではあるが、
「待ち合わせ」は微妙な数字で設定する事をオススメする。
20時渋谷集合なら、19時56分渋谷集合にすると良い。聞いた相手は、「普段聞き慣れない中途半端な時間」のため、脳に深く時間が刻まれる。
更には、「なんでこの時間なんだろう?」と疑問が湧くからその時間には着いておこうとなるものだ。
この2要素により、お互い遅刻しないからオススメしている。
チュロスでも大概の予約者が12時に取りに行きます。13時に行きます。とキリの良い数字を提示するから、大体 他のお客様とバッティングして.時間をずらして頂く事になる。
逆に12時15分に行きますという人は、ほとんどいないため、いつも1人勝ちだ。スポッと予約がハマるのだ。
更にアシスタントも皆、「4/1からお願いします。」と言ってくる。これも何で4/1なのかよく分からない。キリが良いのは新入社員の自分だけ、会社側は4/1以外も普通に忙しい。
昔、「3/29に行きます。」という男の子のアシスタントがいた。
「なんで同期より2日早くきたの?」と聞いたら、彼は、少しでも早く仕事を覚えたくて。
と言った。拍手だ!!
たった2日早く来ただけなのに、まるで1ヶ月早く来たかのようなインパクトを受けた。
これがセルフプロモーションが上手い人と、月並みな人の差だと思った。
中途半端な数字はブルーオーシャンだ。誰もそこを選ばない。だから、他より優位に立てるということは知っておいて損はない。
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