皆さんは人の名前を覚えていますか?
アメリカの富豪 鉄鋼王アンドリューカーネギーの右腕は、「仕事で出会った人、全ての名前を覚えた」という。その能力があったから、高いポジションに任命されたようだ。それだけ、人の名前を覚える事は大事な事である。
かたや、津野はというと、、、全然覚えられない。。。
よく撮影staffの方から「お久しぶりです。」とか「私のこと覚えてますか?」とか言われるが、全然思い出せない。。。しかし。これはもうどうしようもない。
学生は理解出来ないかもしれないが、毎日毎日撮影で6〜10人の人に変わる変わる 会っているともう脳のキャパオーバーだ。
出会った相手がぶっ飛んだ格好なり、ぶっ飛んだ性格をしていないと忘れていく。
昨日もあるカメラマンさんに、「津野さん僕の事、覚えてないですよね?」と言われて、ポカンとした。
手掛かりとなる情報を集めて、後から思い出すことは出来たが、話しかけられた瞬間は「???」って顔をしてしまった。
忘れてる自分がいうのもなんだが、これは相手を精神的に追い込む質問だと思っている。この言葉を言われた人が、まともな感覚の人だと 申し訳なくて たじろいでしまう。
ではこのような時はどういうお声がけをすればよいか。逆の立場で考えてみよう
相手が津野を覚えていない時もある
その時は
「〇〇の件ではお世話になりました。〇〇です。あの時の撮影は〇〇でしたよね」
と話しかける。これは我ながら100点だと思っている。
これを言っても思い出してくれないケースもあるが、大抵の人は思い出す。
「相手が思い出すキッカケを含んだ質問」をすると非常にスムーズだ。
人が言われて1番嬉しい言葉は「名前」だと言われている。その「名前」を巧みに使った電話をして来るのが、河相我聞さんの会社の社長水野さんだ。
水野さんは電話を取ると必ず
「津野さん。おはようございます」という これを言える人は滅多にいない。
水野さんの電話を受けた時、なんか良いイメージがいつも残るのだが、何故そうなのか全然気付かなかった。それほど自然に名前を呼んでいらっしゃる。
何回か電話を取る事でやっと、「これか!!これが嬉しいんだ!」と気付いた。
それからというもの 津野も良くこのテクニックを使わせて貰っている。
アシスタントも1番言われて嬉しい言葉は「名前」だという。弊社は常に4、5人のアシスタントがいるから名前を覚え辛い。その上、どんどん人も入れ替わるから、取引先も覚えていられないようだ。
早く覚えてもらわないと そのまま卒業という事もあり得るので皆様名札を貼ったりしている。
もし、弊社のアシスタントとお仕事した際は、是非名前で呼んであげてほしい。
影に隠れて頑張る若者に、光を当ててほしい。師匠からの切なる願いである。
余談ではあるが、アシスタント側も名前を覚えて貰えるような振る舞いを毎度毎度 披露する事も戦略だと思うので、是非印象を残しながら生きていってほしいものだ。
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