新人に一生感謝される先輩の特徴。

プロフィール

新人さんに、「スタイリスト業はどうか」をちょくちょく取材している。

新人時代の取材は、今しか出来ない。学生を終えた新社会人が、何をどう考えて どんな壁に当たるのか、生の声を聞いておきたい。

今のうちに出来るだけ取材をして、それを書き留めておこうと思っている。

どうやらスタイリスト業は、マルチタスクの極みのような業態のようだ。18年間もスタイリストをやっていると、すっかり当たり前になってしまったが、

AをやりながらBをやる、CをやりながらDをやる。頭にスイッチが複数存在し、それを付けたり消したりしながら、情報処理をしないといけない、、、。

1人の新人に「新しい仕事を始める時なんて、全ての業種 大変じゃない?バイトも一緒でしょ?」と伝えると、『ぜんっっぜん違う』と言われた。。。

バイトは、「Aをやってくれ」と言われたら、それをひたすらやり続け終わる。終わったら、次はBをやる。という具合にシングルタスクだから、楽なのだという。

確かにそうだ。しかも4/1入社の場合、3月末に入った仕事を追う作業からスタートしないといけない。それを、経験のない脳みそで処理する事が、どれだけストレスになるか。。。

今回の取材で、過去のアシスタントが何故 入社1週間未満でゴロゴロ辞めたのか分かる気がした。

仕事が入ってくる。

➡️服を集めて撮影に行く。

➡️撮影を終えて返却する。

という1連の流れをすっ飛ばしで、急に撮影から入るものだからパニックになる。

次第に、この分からない状態が毎日続くのか、、、と錯覚すると お先真っ暗で「辞めよう!」と思うのだろう。

新人の情報処理の手助けとして、元々いたアシスタントや津野が、配慮してあげるべき事は何か。。。

それは、こまめに心の状態を聞いてあげ、必要な時にアドバイスをしてあげる事だと思った。

これを落ち着くまで毎日やる。

たまに「大丈夫?パニックになっていない?」と聞くくらいでは全く足りず、毎日問い合わせ、伴走してあげる事が必要なのだ。

この様な献身的な歩み寄りがないと、新人は迷子になったまま迷宮入りしてしまう。

改めて過去残ったアシスタントさん達は、タフだな、、、と思った。

過去を振り返ると、特に何の配慮もなく「そのうち覚えるから、、、」みたいな形で業務をスタートさせ、細かいフォローもせずに ぶっきらぼうに「頑張って着いてきて!」と背中で語ってた気がする。。。雑過ぎる、、、。

その中で新人は「葛藤し、彷徨いながら必死に食らいついて来た」そう思うと、よく頑張ったなぁ、、、としみじみ思った。

「世間の夫婦がイザコザになる問題」として、旦那様による赤ちゃんの育児放棄が議題に挙がるが、

会社も同じで、円滑な社内環境を作るには教育放棄は御法度と言うことになるのだろう。新人が1番大変な入社時に 親身に伴走してあげたら一生感謝してくれる事、間違いなしである。

初めの2ヶ月くらいは、古参は歩くスピードを意識的に落とし、ペースを合わせてあげると後輩の幸福度は上がるだろう!!

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