ぼーっとしてるアシスタント。OUT

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衣装を見せる時、部屋中に広げる。

タレントさんが衣装を瞬間的に決めれるように時間効率を考えての行動だ。どうやらコレは弊社の特徴的なやり方らしい。

広げてる様子を見て、2回目のカメラマンさんやメイクさんが思い出してくれる事が多い。

「以前◯◯の撮影でお世話になりました。部屋一面に衣装が広がる景色を見て、あの時のstylistさんだと思い出しました。」と言われる。

たまにメイクさんよりも先に来てしまって.メイクスペースを潰してしまい気まずい雰囲気になる事もある。

では、なぜこれが効率いいか。

例えば皆様は、洋服屋にかかっている服を見て、好きな洋服を選ぶのにどれだけの時間がかかるだろうか。

多分数秒だろう。

「コレはデザイン嫌い、コレは派手すぎ、コレは洗濯し辛い」などの理由が頭に瞬間的に浮かんで、

候補を絞るはずだ。

タレントさんも同じ人間、10コーデ持っていこうが10秒あれば2〜3体に絞り込む。しかも、選ぶ可能性のある服をstylistが揃えているのにだ。

ゴスロリが好きな人がY2Kを着ないように、皆様の好き好みは、それだけはっきりしている。

弊社は持って行くコーディネートの量が他のstylistより多い為、ラックから1着1着取り出しその度にプレゼンしていると、メイク時間を大幅に削る事になるなので、一面に置く様にしている。

では、ココから出来るアシスタントと、出来ないアシスタントの服の見せ方だ。

津野は、ファッション誌の物撮りも数年間経験している為、置かれた服達を見て頭を悩ます事が度々ある。

それは、集められた各コーディネートが全然生きていない置き方をする人もいるからだ、

●アウターが可愛いのに、アウター8対インナー2の割合で置かれていない。

●赤の服の隣に赤の服を置いて、各々の個性が死んでいる

●シャツINしてベルトを見せた方がカッコいいのに、シャツOUTしている。

●テーラードJKの脇の部分と腕部分がくっついていて.太く見える

●上半身がシンプル過ぎて、大ぶりのネックレスを首にかけるべきなのに、かけない

●パンツの,シルエットがわからない。

などなど、

他のstaffが必死でアポイントをとって集めてきた服が、その瞬間に台無しになる。洋服屋にも面目ない感じだ。

上記を常に意識するアシスタントもいるが、そうではないアシスタントもいる。困ったもんである。自分の仕事だったら、こんなお粗末な事はしないはずだ。

新人ができないのは仕方ない。

しかし、慣れてきて気を張ってないアシスタントが出来ないのは いかがなものか。。。

お借りした大事な服達だ、候補に,選ばれなかったとしても「最大限のアピール」をして未使用になるのは仕方がない。

でもその努力をせずに未使用になるのは.申し訳無い。全ての撮影で気を張って欲しいものだ。

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次に、置かれた状態のコーディネートではタレントさんが納得しない場合もある。

「なんか下が違う、、、なんかインナーが違う、、、」そういう表情をされる。

その瞬間を見逃すアシスタントも多い。これも致命的だ。そのままでは決まらないわけだから、すぐ応急処置しないと、staff全員の撮影時間が押してしまう。

この瞬間に師匠に向けて「コッチのパンツはどうですか?」の為の「初めの一歩」を踏み出すアシスタントは相当出来る。まさに自分ごととして業務に取り組む姿勢だ。

それが間違えていても良い、とにかくタレントさんの曇り顔の瞬間に一歩を出す事が肝心で、その勇気がstaff全員の信用に繋がる。

コレが師匠の前であってもサクサク出来る様になると、タレントさんもマネージャーさんも安心する。

「この人良い」そう思われたら、将来の突破口が開けた様なもんだ。その会社に将来営業に行くと太鼓判を,押してくれるだろう。

タレントさんの目の動き、顔の表情、声のトーンとかを,瞬時に判断して、誰よりも早く動く。皆がそうなってくれたら、最強のチームになるだろう。

stylistは準備でほぼ決まる。何を集めたかが全て。となると、

撮影当日はこのフィッティングが最も大事で、5時間のTV収録もフィッティングの5分が 当日のstylist仕事の全てだ。

集中する場所を的確に定め、テキパキ動く人になってほしいものだ。

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