人は成長するものだ、どんなに覚えが悪くても2年立てば、それなりに仕事が出来る(技術が身につく)ようになる。
10あるとしたら、9までは時間と共に技術は身につく。ただここから10に近づく人は限られる。
かたや、3ヶ月くらいであっという間に
9出来るようになる人もいる。弊社は、他のstylistより沢山のアシスタントが入ってはやめた。その為、それが如実に分かる。
その差は千差万別。今まで生きてきた環境、友達付き合いで、差が生まれてる感じだ。
新入社員はこの9になるまではパニック状態で、余裕がない。例えるなら、背後から常に熊に追われている状態で、非常に視野が狭い。今を乗り切るのに必死で先も読めない。
この期間は仕事を覚える事に没頭するしかない。
ただ、この期間を超えた者は
日々怠慢しないよう自分を律して過ごさないといけない。これが大変難しい。ここに一流と二流の差が生まれるのは事実だ。ちょっと気を抜くと一気に怠けるのが人間である。
昨日も自分の担当現場の台本も読んでこなくて、失敗した馬鹿者もいた。台本を読むのにかかる時間なんてたかが10分だ。
その10分すら仕事に専念しない人が 現場に来るなら、もっと真面目なアシスタントを現場に呼べば良かったと反省する。部下は上司にそう思わせてはいけない。
この9→10にするには、とてつもなく「長い道のり」だ。膨大な時間を取られる。
ダイエットで、
100キロの人が→90キロになるより
50キロの人が→40キロになる方が
難しい事に似ている
となると、残り1を向上するための「才能強化」にフォーカスするより、「体験や出会い」にフォーカスする方が100倍賢い。技術より認知だ。
なので,まずは
●仕事を凝縮して短期間で覚える
●仕事を覚えたらドンドン人と接していく
事をオススメする。認知を広げるといる事だ。
何故、認知を広めないといけないのか、、。
それは、人と人との関係で「知っている」と「知らない」では雲泥の差が生まれるからだ。
先週ウチと取引がない大手芸能プロダクションに、スタイリングの営業をした。すると、たまたま、マネージャーさんが津野をフォローしていた。すると話が早い。
どのようなスタイリングを組むのか、どういう家族構成か、アシスタントに女性はいるか、などを、知ってくれてる可能性がある。
そこに,不信感はない。
営業してきた相手が、どの様な人か分からない時に不信感は生まれる。それを会う前に取っ払っておけば、成約率は上がる。
津野のYouTubeのリクルート戦略と同じだ。アシスタント不足のstylist業界で、弊社はひっきりなしにアシスタント依頼が来る。
それは、津野本人と話す前に 先にどういう人間か知ってもらっているからだ。不信感が全くないと言える。
この認知活動は、学生時代、アシスタント時代から、各々で戦略を立てて考えていないといけない。独立3年目の由実は、アシスタントをやりながらエステティシャンのバイトをしていた。
すると、津野を介して現場で知り合った芸能人、マネージャー、ヘアメイクが由実を指名して店に向かった。
個室で施術されるなら、素性が分かっている人にお願いしたいと思うのだろう。
それによって急激にクライアントと仲良くなる。
→stylistとして,独立した時に力になってくれる。
副業によって、認知を上手く広めた例である。
ローソンやサントリーの社長を経験した新浪さんは、
「1本の柱だと倒れやすいが、柱が2本3本となると、倒れにくくなる。更に、3本の収入の柱を立てると いつしかそれが くっついて扇になる」と解いた🪭
確かにその通りだ。
津野はstylist、アパレルブランド、チュロス専門店をやっているが、
stylistのお客様から、チュロスの大量注文が入ったり、自社ブランドをタレントスタイリングに使う機会も沢山ある。徐々に繋がって来た感じだ。
その昔、乃木坂46の衣装作りませんか?と依頼が来たがお断りしてしまった。その時は凄く悔しい思いをしたが、今は自社ブランド「IMMEZ」のおかげでデザインチームを持っている。その為、衣装制作も対応できる。
可能であれば今後制作も受けてみたいので、来週営業してみようと思う。
この他にも現在構想している「衣装リース屋」や、「スタジオ運営」もやれれば、必ず繋がって大きなウネリとなるだろう。
どうせなら全てやって、失敗談を皆様に披露したいので、急足で進めていこうと思っている🤣
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