ウチには沢山のルールがある。
・クレジットは3日以内に送信
・先に現場に着いたら、控え室までの道を津野が迷わないようルート説明(LINEにて)
・翌朝の集合時間を現場から逆算して提示
などなど、他にも山のようにある。それは弊社に限った事ではなく、他の会社にもそれなりにルールはあるだろう。
無論コーディネートをお願いされたら、津野が作るように津野のテイストで作らないといけない。
時に、理解出来ていないアシスタントが、自らのテイストを盛り込んでくるが、それは自分がスタイリストになってから披露するべきで、津野が好きそうコーデを組まなければ問答無用で除外する。
スタイリストに就くアシスタントは、当然だが、全員が全員「師匠のルールに沿った行い」をしないといけない。
津野は入ってくる新人との意見の違い[バグ]を事前に解消する為に、毎日考えを露出している。
入社前に「津野さんの考え方には、賛同できない。」と思うなら、他のスタイリストを選ぶべきである。

例えば簡単に自分の事を宣伝すると
・明るくて、元気
・スピード命
・客の要望にはトコトン付き合う
・ほぼ休みはいらず、働き倒したい
・誰よりも知り合いの多いスタイリストを希望
・沢山のオファーを頂き、経済を回したい。
・下世話なところがある
こんな感じ。
例えば貴方が
・明るくて元気な人は疲れる。
・私はマイペース
・要望が多いと腹が立つ
・休みは絶対必要
・少なくて良いから、深い知り合いと生きていたい
・それなりの仕事量で、自分が食べれるだけ稼げれば十分。
・聖人君主が好き
なんて思っていたら、弊社は真逆の会社なので絶対に続かないだろう。
コーディネートで言えば、「地味な服が落ち着くから華美な服は苦手」なんて思っていたらアウトだ。ウチは服のインパクトを重要視しているので、真逆となる。

このように各スタイリストは自分がルール。よって、何を考えているか理解出来ない師匠に就いたり、「好きなスタイリングを組むから」と言う理由だけで決めると、大抵足元を救われる。
服のテイストは当然の事ながら、それよりも「師匠の人となり」を事前に知っておく必要があるだろう。
貴方が、どんなに文句を口走ろうが、付いていけないなら、辞める以外に選択肢は残されていない。よって、人となりをしっかり見極めるため 就きたい人には必ず会いに行くべきである。
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