優しい人達に囲まれた日《2度の失敗篇》

プロフィール

沢山失敗した日だった。

1つ目の撮影では、タレントさんの私服撮影での私服の積み忘れ。せっかく持って来てくれた服をスタンバイ場所に置いたまま。ロケバスに積み忘れてしまった。

積み込むものの指示を、もっと徹底したら良かった。

何度もアイテム不足で失敗してきたのに、次の現場に行く事で慌てた為、十分に確認出来なかった事を反省する。。。

次の予定に向かいながらも、アシスタントに確認LINEをするべきだった。徹底した先読みが必要だと感じた。

今回はカメラマンからの紹介でお仕事を頂き、初めましてのスタッフと仕事だった。

制作クルーは、2週間前からグループLINEで打ち合わせをし、ロケハンの画像30枚や、各ロケ場所の確保の連絡を頂いて望んだだけに、大変申し訳ない事をした。。。編集さんは、場所の段取りに命懸けだ。

ファンが喜ぶには

・どのシチュエーションで何を撮れば良いか、

・撮影までに場所は撮れるのか

・ロケ地の移動をできるだけ少なくタレントさんの負担を減らせないか

など、タレントさんとファンの為に頭をフル回転して、セッティングする。

ロケ場所が30分撮れただけで、安堵していた。

彼等の2週間の努力を無駄にした事、カメラマンの期待を裏切ったことは大変申し訳なかった。

ロケ中盤で時間を作って謝りに行ったのだが、当然皆さん「いいよ、いいよ大丈夫🙆‍♀️」。

この優しさが本当に辛い。次からは隅々まで目が行き届く様に指示してから、現場を後にしようと思う。スタイリスト20年の経験値を活かそう。

第二現場は、会見の衣装の色味が足りなかった。。。

ウチは3番手の方で🟦3着🟢1着の用意。

主演の方が🟦に決まり逃げ場無し、、、。せっかく借りた4着の使用分を優先する余り、予備の私物を持っていかなかったのが敗因だ。😣

肝心の🟢は俳優の気分のものではなく、🟦で主演と被ることに、、、。使用分よりも共演者との色合わせを優先する事を怠ってしまった。。。

貸してくれた服屋には大変申し訳ないが、津野がリピーターを取らない限り、服屋に利益を与える事はできない。改めて、何を優先して仕事をしないと行けないかを問われる仕事となった。

それでもマネージャーさんは格好良い、格好良いと褒めて下さって助けられた。

上記2点の反省点より、

着用アイテムの確認は最後迄 目を行き届かせる事。

色のバリエーションを考え、使用分に振り回されない事。

を学んだ。

結局は、失敗はいつも、後1手先まで見通せなかった事が原因である。 

仕事が出来る人=頭が良い人=先を読める人

なので、もうひと手間思考できる癖をつけないといけない。スタイリストはアイテム量が多い上に、撮影のバックヤードを考える事が多い。もっとキレキレにならないといけない。

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