出しゃばりに負ける、常識人

プロフィール

自社ブランドIMMEZ (https://immez.official.ec/)でデザイナーを応募したら、100名以上の応募がきた。学生から社会人まで幅広い層に頂いた。

今回は限定1回のデザイン券で、ギャラを支払う事はない。その代わり、デザイン→制作→商品化の課程を間近で体験、経験が出来るという企画だ。

なぜ弊社の規模の小さなブランドで、100名以上来たのかデザイナーに聞いた。

すると、現在デザイナー職は飽和していて、普通に就活しても募集がなく、デザイナーになれない人が多いという事だ。

当然、応募者達もその事を把握している。

コメントに「滅多にない!」「何でもやる!こんな機会はない!」という言葉を沢山頂いた。

その中から選んだ数人に「オンラインミーティングしませんか?」という返信をしたら、大変喜んだ様子。こっちも嬉しくなる☺️

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次に、ミーティング時間のスケジュールを伺った。すると、2週間後、3週間後の予定を指定してくる方がいた。津野の中で何かが音を立てて崩れた。

この人達とは仕事出来ない、、、

何がまずいかお分かりだろう。「何故そんなに先延ばす!?」意味がわからない。

「さぁ,コレから一緒に楽しい時間を過ごしていこう!」という熱意は何処へ消えた。。。

「コレからどうですか?」とか「今夜は、明日は?深夜でも、、、いつでも打ち合わせ 大丈夫です!」くらいの表現は出来ないものか、、、、

「今日!とか明日!」なんていうと「急過ぎて失礼」とでも思っているのだろうか。時間の速さは熱量に比例する事を分かっていない証拠だ。

津野みたいに、今日、明日でないとスケジュールが分からない仕事の人だっているのだ。

昨夜、過去ウチにきた研修生に連絡した。

「通っていた専門学校に津野先生の講義、必要ないか聞いてみてくれ」と伝えた。

直ぐに返事がきた。

「学校に聞きました。返事がき次第ご連絡します!

これからバイトなので本日中にお返事できるかわかりません💦すみません!」と。

素晴らしい!!

1週間の研修で返信のスピードに関して学んでくれた証拠である。こうでないといけない。

チャンスに敏感な人は、目の前に来たチャンスを「前のめり」にキャッチしにいく。それが当たり前になっている。

チャンスに鈍感な人は、チャンスが通り過ぎてから気づく。今回はデザイナーとしての経歴を積むという意味では、とても意味のある企画だったと思う。

返事のスピードだけで、判断される事もある事を知るべきだ。

今回の企画を逃して、次に同じ様なチャンスが来るのはいつになるのだろうか。一生来ないかもしれないのだ。

更に

「今回は直ぐにミーティングをしないと、展示会に間に合わないスケジュールでしたので、別の方に,決めました。」という返事をしたら 

「かしこまりました」と帰ってきた。

目の前に壁がきたから、諦めて引き返している。。。物分かりが良い人が 良いわけではない。

津野が22歳の時、面接の不合格通知が来て、その通知書を持って会社に殴り込みに行った時とは、相反する対応だ。

「本当にデザインしたかったのかな??」

そう思った。

「人の熱量なんてそんなもんだ。津野とは違うから」と言われればそれまでだが。

目指す目標もなく、時の流れるままに なんとなく人生を生きていたら、あっという間にボケ老人になって人生終了だ。

津野はstylist西さんとあって、もっともっと動かないといけない。人に会わないといけないと思った。

自分がやりたいと思った企画、仕事だったら、しがみついてでも敢行しないといけない。何事も本気にならないと つまらない。

バイトの終了時刻を楽しみに待つ 交換可能な人間なっちゃいけない。

昨夜、新人の雅にも伝えた。

津野

「(津野が1人で行った)

ルブタンの展示会行きたくなかったの?」

『いや。そりゃ行きたいですよ。私は行ってはいけないモノだと思っていました。』

津野

「誰が行っては いけないなんて言った?そうやって自分の可能性に蓋をして生きてくの? 自分から動かない人に用はない。そうやって自らチャンスを潰す人になれば良いよ。」そう伝えた。辛辣な言葉だが、真実だ。

我々は、いつから常識にとらわれる人間になったのだろう。出しゃばるな!は本当に正しいのだろうか。“出しゃばらないと“想いが伝わらない事も沢山ある。

なぜなら、皆、貴方のことなんて考えながら生きていないからだ。そんなに暇じゃない。皆、自分で精一杯だ。

だったら、

秩序をもって出しゃばれる人間になって行けば良いと思う。

今まさに目の前でファーストサマーウイカちゃん(https://www.instagram.com/f_s_uika?igsh=NXJncTV4d2c4eHZl)が、ディレクターに「その番組出たいです。」と,想いを伝えていた。

ディレクターの脳裏に彼女のキャスティングが刻み込まれた瞬間だ。格好いい。これだ!!

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