海外に仕事で来ている。日本での先1週間の仕事を前倒しで準備して、フィッティング出来るタレントさんは事前にフィッティングだけ済ませた。
その後、アシスタントさんに段取りの打ち合わせをしてから飛んだ。 ✈️
津野が不在の1週間で20件の撮影がある。それを3人で回すのだから、ウチのアシスタントは本当に凄いと思う。
弊社のアシスタント3名は、その辺のスタイリスト より仕事が出来ると踏んでいる。理由は、先が読めるからだ。
独立したスタイリスト であっても、「1週間20件の撮影をどう回すの?」と疑問に思う人もいるだろう。。。
1日平均3本の撮影を3人で回したら、誰が返却する?誰がリースする?誰がアポイントを入れる?と疑問に思うかもしれない。
隙間隙間で返却し、リースを入れて、それを海外の師匠に画像で送って、借りるものを決める。
事務所に戻ったら、コーディネートを組んでみる。それをまた海外の師匠に送って、「アレでもない、コレでもない」と言われながら修正して翌日の撮影に持っていくわけだ。
そして、服が決まったら、次にどの靴にするかを、また海外へ送る。
膨大なLINEの量になる事は理解出来るだろう。
津野が日本にいたらどれだけ楽か、、、アシスタントは そう思っているかもしれない。
津野は地方遠征、海外遠征が好きで好きでたまらないから、案件をすすんで受けてしまう。
その度にアシスタントさんには、苦労をかけていると思う。申し訳ない。

海外案件というのは、飛行機やホテルの都合もあり一カ月前には決まっている。都内の仕事の案件が入るのは、基本的に一週間前なので、先に海外が入れば、新規の都内案件には「断り」を入れれるわけだ。
「大変申し訳ないのですが、ロケが入ってて、津野は現場に行けません。衣装の準備はするので、現場はアシスタント対応で大丈夫ですか?」と言った具合だ。
丁重に丁重にお願いする。
弊社のアシスタントの事を知っているお客様達は、「アシスタントが、かなりしっかりしている事を理解している」ので多くの人は🆗を出してくれている。本当に有難い話だ🙇
このように、寛容な事務所さんの協力を得る事でアシスタント対応の許可頂く。
つくづく津野は、マスコット的存在であって現場対応はアシスタントには負けるなぁ、、、と思ってしまう。
そうやって一件一件に不在を伝えていくのである。

お陰で、アシスタントの株はぶち上がる。
先日も森口博子さんに
「津野さんのアシスタントは、全員が全員 地に足が付いてて良いですね。本当にしっかりされてて、、、凄い。」言われた。
「しっかり」というのは、具体的に
・地に足がついててビクビクしない
・津野に相談しなくとも、現場で判断できる柔軟な対応能力をもつ
・会話ができる
特に最後の会話が出来るというところは、1番重要で、各アシスタントの大人感がないといけない。
大人感とは、ハキハキ、声が大きく、安定していて、良い意味で若さがない。
先日の広告撮影でも、津野が現場に居るのにも関わらず、現場の監督や制作と打ち合わせつつ、進行していたのはアシスタントだった。
アシスタントには頭が上がらない。。。
そんな所で、「アシスタントがしっかりしていれば、海外ロケは安心だ」という話を自慢したかっただけだ。6月からも新しい人が数人入ってくるが、是非既存の3名のように、地に足のついたスタッフに成長してほしいものだ。
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