森口博子さんのフィッティングだった。
お世話になり出してから2年が経つ。
津野の少年時代は森口さんの番組「夢がモリモリ」をみて育った。
一時期のベッキーのようにレギュラー番組を何本も抱え、司会もやる「マルチタレント」として一世風靡したアーティストだ。
2年前にお声がかかった時は感動した。
「どうやって津野を知りましたか?」と聞くと、インスタだという。
ファーストサマーウイカさんのスタイリングをみて、いつか頼んでみようと思ってマークしてくれていたらしい。
土屋太鳳さんをやらせて貰った時も、インスタからだった。Instagramは最強の掲示板である。
ついついUPするのを忘れてしまうが、日々思い出しては出してないといけない。
「自分の発信なんて見てないだろう」と思ってはいけない。結構見られている。
stylistになる人.フリーランスになる人、販売員になる人、美容師になる人、飲食店の看板になりたい人、経営者 皆 早くからビジネス用のアカウントを持つ事は必須である。
森口さんはいつもニコニコして、冗談混じりの話し方。表情が豊かで面白い。司会を数百本やってきた人ならではの雰囲気を,醸し出している。
昨日はMV2体分のフィッティングだったが、大変喜んでくれた。かなりモードな服がお好きなので、こちらもやり甲斐がある。
A案B案ともに選びきれないと悩んでくれた。有難い。来月の撮影が楽しみだ。
2本目は俳優さんのブロマイド撮影だった。そこにマネージャー時代の先輩がきた。たまたま、スタジオが被ったようだ。
20年ぶりにまともに話した。津野が辞めてからの会社内がどうだったか、同僚は今何をしているか沢山の事を話した。
元同僚の先輩なんて、何時間でも話せる。
その間もパシャパシャ撮影は行われていて、チラチラ現場は見てるが先輩が話しかけるから、そっちにはいけない。
「靴下見えすぎ、パンツ下ろしてー」と,心の中で叫びながらも、声は届かなかったので後から指導した。
座る時に丈が上がりすぎるなら、ウエストのボタンをとって腰パンしないといけない!!
久しぶりの出会いによって、今度仕事で呼ぶからと名刺を受け取ってくれた。今や10人のタレントを抱える部長さんになってた。時の流れは人を偉くする。その10人の中には有名な人も沢山いた。
思い出してもらう事が、どれだけ大事かを痛感した。同僚では無くなったが、また同じ空間で仕事が出来るようになると嬉しい。
同じ会社で、同じ苦難を味わった者同士の結び付きは強いもんだ。マネージャーからstylistも悪くないルートである。
同じ師匠から出た、スタイリスト久に聞いてみた。売れっ子になる人ってどんな人だと思う?
「顔広い人です。」
彼はファッション誌をメインにやっているが、それでも売れる条件は顔の広さだという。
今日のメイクさんにも聞いてみた。
どうやって初め仕事貰ってました?
「師匠と同じ事務所入ってマネージャーから貰ってました。」
なるほど、そういう貰い方もあるのか、、、。
マネージャーが沢山のクライアントに顔が効くパターンだ。。。
いづれにしろ、広くクライアントと仲良くなり、ある程度の深い仲になる事は 求められる。
世のアシスタントよ。エンタメの世界で顔の広い人になるべし!!上手に絡むべし!!
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