タレント、マネージャー、stylist
皆 経験値とともに仕事が細かくなる。ドンドンドンドン細かくなる。
なぜなら、先が読めるようになるから細部にまで目が行き届くようになるのだ。次、何が起こるか予想がつく。仕事始めたての人はコレが読めないから辛い。
津野も20代中盤まで辛かった。
人は経験がない事は分からない。それは能力の差というよりも、圧倒的に経験の差だ。
それは例えると、3歳児が いきなり自転車に乗るようなモノだ。コケるに決まっている。
これが10歳にもなると、手足のように自転車を乗りこなすわけだ。経験の差は相当でかい!
だから、深刻に考えなくてよい「新人はそんなもんだ」とどこか割り切って今できる精一杯のパフォーマンスを届ければ良い。
なんでも「深刻」になると「夢」は遠のいていく。割り切って、楽しくやらないといけない。
「確認しろ」「先読め」「石橋たたけ」「報告ない」
世の新人は皆そう言われている。皆だ。みーんないわれている。
そりゃ仕方ない、、、経験がないから分からんのだ。
細かく確認しなくても、生きて来られたのだから 誰も面倒な「確認作業」なんてしないだろう。
真面目な人ほど、コレらの言葉を間に受けてイライラしている
中にはこの儀式みたいな時期に 辞めたりもする。どこに、いったって同じ事を言われるのに。。。
津野も当然怒られた.覚えも悪かった、、、。ただ、怒られている当時はそれは「経験」で補えるなんて思っていない。
よって、俺はなんで物分かりが悪いんだろう、、,本気で そう思っていた。
その暗黒の期間も「時間」と共に忘れていく、じきに怒られなくなった時に初めて、見習い期間を潜り抜けた事に気付くのだ。この辺りから仕事は楽しくなる。
弊社のアシスタントでも、何人もこの転換期を経験した。
あんなに出来なかった人が、人が変わったように出来るようになる。すると周りもザワつき出す。
「どうしたんですかね、、、最近。なんか動き良くなってません、、、。」と言われ出す。
すると怒られないモノだから 正のループになり、本人も活き活きし出す。しかし、調子に乗ると また負のループに入って失敗をし出す人もいる。
何が言いたいかと言うと、1つ成功したら,次々に成功していき、1つ失敗したらドンドン失敗してしまうという事。それを食い止めるのも続けるのも自分。
「何処かで、一念発起して細かい人間にならない限り、仕事はつまらなくなるよ。」という事だ。頑張りたまえ。
新人を監督してる人の基準、業界の基準まで細かさをあげない限り、諸先輩方の目につくわけだ。そうすると感に触って怒られる。
その世界に入ったなら、その世界の細かさに敷居をあげるべきである。勝負はそれからだ。
上の人から「いやーそんなに細かい情報まで送って来なくて大丈夫よ。」と1週間毎日言われるくらい頑張れば、少しは仕事に対する考え方も変わるだろう。
仕事が楽になった時に、あなたの後輩に「今は大変だよね。気持ちわかるよ。頑張れ!」と寄り添える強い先輩になって欲しいものだ。
stylistで生きていきたいなら、自分が「没頭する」しか道はない。半端は仕事をつまらなくする。没頭力をあげて行こう。そして、目標は極力大きくするべきだ。
例えば、中途半端に「休みも取りながら、週に3日撮影があるくらいが良い!」なんて夢をもってると、週に0本決定だ。
身動き取れないくらいアポイントで埋まってて欲しいと思っていても、半分くらいしか埋まらない。
そんなに,都合良くは回ってくれない。なので、沢山仕事が来るベースを作っておいて選べるくらいになれれば、最高である。
目標は高く、志強く。頑張っていこうではないか!!
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