「楽しかった。感動した。」は残る

プロフィール

現代の社会人は省エネ。出来るだけ余計な事はせずに、ノルマを達成し、残業はせず、いち早く家に帰って余暇を過ごす。

いつしか令和の若者はこれが当たり前の働き方となっている。

この様な省エネな働き方をしていると、日常にインパクトを残すことを忘れてしまう。

初めましてで、ありきたりな名刺交換をして、天気の話をし、丁寧に挨拶して帰る。それを、毎日毎日繰り返し、先方からは「名刺と顔が一致しない」と言われて終わる

小波が引いては押して行くような、静かな日常を起こしていては、何の印象も相手に与えられず 貴重な出会いが無駄に終わって行く。

たまに、大波は起こしていきたいものだ。

例えば弁当で言うと、幕内弁当🍱が多くの人に刺さらないように、何かパンチの聞いた材料を1つ残して生きないと、今の時代誰も自分を指名してくれなくなるだろう。

●服のセンスが良い人は沢山いる

●レスポンスが早い人は沢山いる

●仕事が細かく丁寧な人は沢山いる

細かい材料は沢山あれど、1番人の印象に残るのは仕事をした後に「楽しかった。感動した。」と思われる事である。

●過去見た映画の中でも、特に鮮明に心に刻まれた映画

●学校生活で究極に楽しかった出来事

などなど、「楽しかった、感動した」は残るものだ。

フリーランスの世界は、それをどう自分の仕事で提供して行くかが、求められる。

今日のカメラマン尾藤さんは、その良い例だ。元々ピンクのロン毛のチョンマゲで10年くらいカメラマン生活を送っていた。とてもインパクトのある方だった。しかし、今日は突然黒髪、スーツで現れた。。。

「どうしたんですか?」と聞いたら、

『歳でハゲてきたから、人としての部分に 疑問を感じてきた。いっその事 髪を黒にしてスーツで働こうと思って、、、』と言われた。

ツッコミ所 満載である。インパクトに命をかけてるなぁと感じた。

自分を下げて、相手を笑わせようと試みる姿も美しい😍容姿でも、トークでもインパクトを残し、技術は申し分ない。これぞ、フリーランスとして需要のある典型的なパターンだ。

今日でまた一歩、尾藤さんを好きになった。

フリーランスアーティストの中には、服装やトークのインパクトがなくても、超売れている人(カメラマン)も知っているが、その方は技術が飛び抜けている。

コレはコレで凄い。

「貴方にしか撮れない!流石です!」と毎回驚愕する。ただ、ココを目指すのは正直かなりシンドイのが事実だ。

売れっ子のスタイリストの元で3年〜5年修行すれば、大抵 技術面で80点〜90点を叩き出せるスタイリストにはなれる。しかし、90点〜100点に到達できるスタイリストには、なかなか成れないものだ。

ここの10点の成長に10年20年と使い、道を極める人間もいる。そうなれれば技術だけでも仕事は取れるだろう。

ただ、津野の意見としては 神の領域を目指すくらいなら、80点で横展開する方がビジネスとしては、効率は良いと思っている。

なので、毎現場「楽しかった。感動した。」を届けられるよう何か持ち味を作って日々奮闘していこう!!

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