経営者は孤独、、、。
これは沢山の場面で聞く言葉である。最終的な判断は全て自分、責任は全て自分、実行するのも自分。
上司の本音としては、ピンチの時には助けてほしい、一緒に悩んで欲しい、共にプロジェクトを進めて欲しいなどなど、、、
共に責任を背負ってくれる人がいないものか、心の奥底では こう考え期待している経営者は多いはずだ。しかし残念ながら、それは甘えである。
責任感が強いスタッフがいたとしても、結果責任は自分にある。責任を取る事、判断する事、実行する事が好きで上に立っているわけで、それを部下に押し付けようとは、甘い考えだ。
どんなに苦悩しても、成功に持って行かなければならないのが経営者である。
貴方がサッカー⚽️メッシ選手だとして、チームが3対0で負けている。残り時間も少ない。その状況でも、1人で相手チームからボールを奪い取り、全てドリブルで突破して、3点をひっくり返す。
その様な強い心と信念がない限り、リーダーは務まらない。そして、そう言う人に惹かれて人が集まってくる。それが世の常である。
経営者は孤独というが、弊社のようにアシスタントが複数いて、すぐに助けてくれるスタッフがいる時点で孤独ではない。孤高である。
恵まれた環境だ。そこを理解してチームを引っ張って行かねばならない。

昨夜、ある俳優の服のリースアポイントが入らない事で、アシスタントを煽った。。。「この案件アポ入ってないけど、どうやって乗り切るつもりなんだ?」と、
アポイントが入り辛い案件で、複数の店舗に電話している時点でスタッフとしては◎である。
しかし、もうあと1日しかない時点で「これはピンチ!上に相談しないと!!」と思えないといけない。それを上から突っつかれたら、互いに気分が悪くなる。
貴方が部活の後輩に、ユニフォームの洗濯をお願いしたとしよう。試合は2日後。
翌朝きたら、洗濯物は洗い物のカゴに入ったまま、試合前日の夕方になってもそのまま、、、。そして、貴方は言うわけだ。
「明日の試合出来なくなるけど、どうするつもりなの?」
後輩は「試験勉強で忙しくて、、、手が回りませんでした。」と捨て台詞を吐いた後、仕方なく洗濯し乾燥が間に合わないからコインランドリーに行く。
こんな感じ、、、。どんなに忙しくても、自ら「やる時間がない」と伝えたり、「代替え案」を提供したりしないといけない。上から更に突っつかれたら終わりである。
「想いは言葉にしないと伝わらない」とは良く言ったもので、まさにその通り。
上司と部下の間は、仕事の先を読んだコミュニケーションの総量が、安心のチームワークに繋がる。
ここにコミュニケーション不足が発生すると、「焦っているのは俺だけか、トップは孤高だ、、、」と嘆いてしまう、、、。
明日、3日先、1週間先の案件に対する不安を、ぶつけ合う。それが、強靭なチームワークだと信じている。先を読もう。人の心を読もう。そして沢山話そう!!

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