アメリカで、
・エレベーターに乗ると「何処の国からきたの?」と他人に話しかけられる。
・ガソリンスタンド⛽️で隣に止まった車に、「貴方の車は何年式の車だ?」と話しかけられる。
スーパーのレジで店員に話しかけられて答えたら、店内に響き渡るほど大きな声で店員が爆笑する。
アメリカ人は人見知りを知らない。外に出れば、見知らぬ人がガンガン話しかけてくる。ここまで国民全員が全員フランクだと、世界が変わるもんだ。
津野は、英語はまだまだなので、自分から話しかけるのは幾分躊躇するが、日本国内だと誰にでも話しかけるタイプだ。
服装、持ち物などなど、少しでも気になったら老若男女問わず直ぐに話しかける。そして、ほとんどの人が笑顔で返してくれる。
その小さな成功体験を昔から繰り返しているので、話しかけたら「必ず自分の事を好きになってくれるはずだ」と思って安心して話しかける。
どうやら日本では、このタイプは少なく、珍しがられてきた。
しかし、コレがアメリカに生まれたら、何処にでもいる人間になってしまう。。。
正直、「普通」「当たり前」「月並み」と言われて、良い事は一つもない。世間と横並びになると 津野の優位性はなくなり、面白がってくれたり、可愛がってくれる人も激減するだろう。
自分を客観的に見た時に、【周りから見てどうか、、、】を見られるフリーランスの戦いで 「どこにでも居る人」と思われたら終わりである。
自分の強味を知ってそこを伸ばして、他と差別化をはかる。それが勝ち残る術だ。津野は直ぐ人と仲良くなるが、最大の特技だと思っている。よって、
仮にアメリカに拠点を移すとなると「差別化は めちゃくちゃ難しい」と思ってしまった。
では、何故アメリカ人🇺🇸は そんなにフランクなのか?それをコーディネーターさんに確認したら、アメリカ人は「他人の事を全く気にしないからだ」と教えられた。
「相手がどう思うか」を全く意識しないので、
・話しかけてシカトされようが気にしない
・意見ははっきりいう。
・洋服で健康的に見せる為、どんなに太ってても「腹だしルック」
全て自分は自分、他人は他人を貫いた先にある特性である。文化である。
文化というのは、先祖から脈々と引き継いできた習慣をいうので、ご先祖様が人目を気にしなかったのだろう。

コレに対して日本の教え方は、
・迷惑をかけるな
・人様に〇〇するのは、恥ずかしい など
他人の目を気にして、礼節を重んじ、慎ましく生きる文化が根付いている為、親がそのように子供に教える。すると、子供も大人を真似する。という流れになるわけだ。
上記から考えて、
「自分のアシスタントや子供をどう教えていけば、社会で優位性を取れるか」を考えた。結論、アメリカ人的思考を刷り込む必要があると思った。
・他人は他人、自分は自分で意見をハッキリ言える人間
・自分を貫く強さ
・他人にガンガン当たっていくコミュニケーション能力
・天真爛漫で腹の底から明るい人間
この辺りを刷り込めば、日本人としてのベースを兼ね備えた、他人の気持ちがわかる アメリカ的思考が出来る「最強の人間」が育つ。
とても良い学びのロケになった。

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