昨夜、18歳元ベルエポックの生徒とオンライン面談をした。津野は大学出身なので分からなかったが、専門学校の高校版があるようで、早いうちからビューティ、ファッション系に進もうと決めていたのだろう。
所持金は15万「スタイリストになりたいから、アシスタントさせてくれ!!」というお願いである。
東京で1人暮らしを始めるのにスタートで30万くらいかかるのに、そんな事も試算せずに気持ちだけで前に進もうとする所が良い。
更に「いつから来れる?」と聞いたら10日後には、今の仕事を辞めて上京するという。
会社の退社に関するシステムも理解せずに気持ちだけで 直ぐにいこうとしている所が実に面白い。
そして、津野の所を何故志望したか、「志望理由」を聞いたら「津野さんがベルエポックで講義してくれたから」だった。
スタイリストは東京に3,000人いるのに、他のスタイリストの事は全く知らないという。。。
「普通調べるやん、、、」と思いながらも、
「学生ってそんなに情報が少ないんだ!!」と思うキッカケになった。
その情報の少なさが「津野の所しか、知らないからココで頑張る💪」と一点突破に繋がるのなら、それはそれで幸せなのかもしれない。
振り返って思う事は、福岡ベルエポックまで講義に行って良かったと思ったことである。

彼の行動力は本気で大事。
東京の生活なんて何も考えてないのだ、ウチは現在スタート80,000円。毎月10,000円上がって、1年後には20万貰えるという外注費システムにしているが、「そもそも80,000円の給料で初月から生活費どうするか」なんて考えてないのだ。
よって、「まずは2週間くらい事務所に住み込みでやってみろ」と伝えた。それでも引き続きやりたいと思うのなら、
・事務所に住み込みで仕事するのか、
・津野が初期費用を支援するのか、
やってあげようと思った。
津野は熱意のある良い人材には、惜しみなくお金を貸す。それがなかなか帰って来ない、、、という事も過去にはあったが、あげるつもりで貸している。
熱意には熱意で返さないと失礼だ。相手がまだどんな人物かは知らんが、楽しみであることは間違いない。
アシスタント達も「なんか、この人受ける」と思っていた、それで良い!それで面接成功である。
お金の心配、生活の心配を全く考えない逞しさには👏拍手である。
やはり人間は極端であればある程良い。世間体を気にすればするほど、成果が出ず ありきたりで終わる。
「右にならえ」「普通でいろ」を18年間学校で教え込まれて来たのに、そこを悠々と潜り抜けて、極端でいれるのは才能である。

20世紀の課題であった「戦争」「貧困」「病気」の心配が先進国の中で1番に無くなった【日本国民】としては
21世紀の課題である「孤独」「退屈」「不安」と本気で向き合わなければならない。求められるのは、
「繋がり」「ワクワク」「安心」だ。
彼は「ワクワク」を求め上京する、そこで自然と「繋がり」が生まれる。我々が提供するのは「安心」である。
・心理的安全性を感じれるコミュニティ、
・接し方
をしないといけない。
ただ、自分からこれを壊しに行くタイプも居るので、それは注意である。
具体的には、
・期限を守らない、
・報告をしない、
・勝手に進める
あたりだろう。その辺さえしっかり守ってくれたら、十分な心理的安全性は与えてあげれる。
彼が自分から我々に与えても無いのに、くれくれ君でない事を願う。
我々は、働き方を与え ルールを与え 住居を与え 決めた報酬を与え続けるだろう。互いにWin-Winの関係を作れるように努力頂きたいと思っている。
また1つ来月の楽しみが生まれた。楽しみだ🤩
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