社内からスーパースタイリストを生み続けるには、、、

プロフィール

stylistアシスタントの「派遣会社」に1年勤めた方が、弊社の研修に参加した。

単発の仕事で人手が足らない時に 派遣会社に頼るstylistがいる。

派遣される方としては、毎度違う案件、違うstylistのところを尋ね、言われた作業を手伝う。

《メリット》は、

●沢山の現場で様々なやり方を見れる事

●給料が安定している事

《デメリット》は、

●クライアントとの繋がりが作れない事

●仕事が始まり、終わるまでの流れが分からない事

こんな具合。

派遣を体験した事もない津野が言うのも意味不明だが、個人的には、派遣は「3ヶ月くらいやってみる」分には良いと思う。

様々なstylistのやり方が見れて勉強になる。

しかし、アシスタントは

「やり方」を覚えるより「業界の知り合いを増やす事」の方が 将来の自分にとっては都合が良いので、じきにstylist専属のアシスタントになる必要がある。

どのタイミングでそこに気付くかが、将来の別れ道となる。

弊社のインターン生は期間中、アシスタントのグループラインに入ってもらう事になっている。

目まぐるしく過ぎていく毎日の撮影が、何の案件か分からなくても、アシスタントが 日々どの様な「過ごし方・やり取り」をしているかを、知ってもらう為だ。

彼女は夕方くらいに、

「津野さん アシスタント達のラインのやり取りに、ただただ圧倒されてます。今まで手伝いに行ったstylistのアシスタント達と全く違う。」と言ってきた。

言わば、目の前の雑用をこなすアシスタント

プロジェクトを自分達で進めるアシスタントとの

違いに気付いたようだ。

手前味噌ではあるが、弊社のアシスタントは、頭がキレてないと務まらない。

●同時に複数の案件を処理するスピード

●現時点で何が足りないか見通す先読み力

●プロジェクトを前に進める推進力

●現場での機敏な立ち回り

などなど、

何故この様な事になるか、、、

津野が何もしないからだ。。。

アシスタント達には

津野は会社の「マスコット」みたいなモノで、営業しかしない。だから、仕事を持ってくる以外の事は、やらないので、他は全て自分達でやって下さいと伝えている。

最終のコーディネート組は勿論やるが、

●アポイント

●先方への連絡、進行

●チェック前の大枠のコーディネート組

上記をアシスタントが結束して進めない限り、1つも仕事が進まない状況を10年前から作っている。

津野が何もやらないとなると、自分達でやる以外にない。 

更には どれだけ経費を使わずに集めきれるかをモットーにしているため、どこのブランドに問い合わせれば、リース料ではなく「ご協力」で貸してくれるかの「情報量」が命となる。

結果として,めっちゃくちゃ「しっかりしたstylistチーム」が出来上がる。

これが、1年経ち2年経つとガチのstylistが4名いるような構図になる。こうなれば勝ちである。

後は毎年大勢のアシスタントを流入させる、

【リクルートの導線】をどう作るかが会社繁栄のネック。

そこで考えたのが、YouTubeとBlog。

stylistの【教育】に特化したコンテンツを配信する事で、【人となり】を表に出し、「安心感」と「無料の教科書」を配布しているつもりだ。

ぶっちゃげ 誰よりもstylistの情報を発信している自信がある。

トドメは、こちらから専門学校に行く講義だ。営業で鍛えた「トーク力(自分の強み)」を持って会いに行く。この狙いで今年から講義の量を2.5倍に増やした。

人口減少が問題の我が国は、Netflixやサイバーエージェントのような人気の企業以外は、新人は待っていても来てくれない。

より強靭なチームを作る為には、沢山の志願者の中から「より賢い人材」を入れていく必要がある。

能動的にリクルートの導線を作り、弊社の取り組みがより「多くのターゲット層の目に触れる事」が必須である。

 

差別化こそが、小規模事業者の明暗を分けると信じている。誰もやらない事に いち早く気付き、そこに旗を立てて「視線」をこちらに向ける中小企業ならではのランチェスター戦略だ。

コレからも他のstylistがやらない事を 次々に打ち出しく事を宣言する!!

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