アーティストのLIVE衣装は情報戦

プロフィール

【ココに掲載したドレスをお待ちしました。ご協力頂いたブランド様有難う御座いました。】

LIVEの衣装合わせだった。今回はこの中から2着決める。

アーティスト衣装の用意はまさに情報戦

普通に売っているやつを組み合わせても,ステージ映えしないので、

一点もののド派手なドレスをデザイナーブランドに直接交渉する。

使うツールはInstagram。

良い時代となったものだ。皆が発信してくれてるおかげで、携帯1つで探す事が出来る。

仕事発注が来てからの数日間は携帯と睨めっこ。

おびただしい程の量のリサーチをアシスタントさんにやって貰い、その中からアーティストが好きそうなものを津野が選定し、片っ端から連絡。

ターゲットは日本全国なので、地方からも衣装が送られてくる。

アシスタント曰く このリサーチが全ての仕事の中で、最も骨の折れる作業らしく。

案件が来た瞬間から、数日間は携帯の閲覧地獄となり、携帯はマグマのように熱くなる🔥

そして、驚く事に このリサーチ数は先輩と後輩で何倍も差がひらく

調べる内容は、先輩も後輩も変わらないが、

おそらく「責任感」と「キャパシティの量」が大きく違う。

先輩アシスタントは正直言って

「私達がやらないと、誰もやらないから!」という気持ちで死ぬ気で探す。

そして、忙しい時間の中でも作業する事に慣れている為、ほんの隙間の時間でも成果をあげてくる。

しかし、後輩は今溜まってる作業に追われてて余裕がなく、忙しい中でも成果を上げる事に慣れていない。。。

結果として

今年同じアーティストで探した衣装の量、先輩100点:後輩15点となった。

早いうちにこの差を埋めないといけないが、今の所 差は開く一方だ。。。

入りたてのアシスタントだったらまだ許されるが、これを1年経っても2年経ってもやらないと、社内に深い溝が出来てしまう。

「後輩達よ、頑張れ!!」

時間の使い方を見直すべし!!

結果として今回はめちゃくちゃ素晴らしいドレスが 沢山集まった!!

アーティストさんも大喜び!!「アレも着たい!これも着たい」と要望され、大成功でフィッティングを終えた。  

👏👏👏👏

決まらなかったブランドさんには、ご足労をかけてしまい大変申し訳ないが、こればっかりは仕方がない。

着てみないと分からない事が沢山ある。

●重過ぎる

●歌い辛い

●太って見える 

●サイズが合わない

●楽曲っぽい、ぽくない

などなど、1点ものならではのバグが生じる。

帰りの車内、安堵の様子を浮かべた先輩2人はホッと胸を撫で下ろしたようだ。

お疲れ様でした。今日はぐっすり寝てください。

お陰様で無事に成果が出せました🫡

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