思ったことを直ぐに口に出す性格がある。外部の人と話す時は何か一つ褒めたり、個性を突っ込んだりしている。これがインターン生となると目線が変わる。
インターン生は弊社に興味があってくるため、仮の部下として接する事にしている。よって、フリーランスとなった際に 少しでも有利に働くように悪い点をズバズバ伝える。例え弊社に入らなかったとしても、同様にイチャモンをつける。
これは文句ではなく、愛情だと思っている。
昨日は、待ち合わせの建物の「建物側」で待っていた生徒を注意した。こちらは🚗である。視界が狭い。数ある建物の前に立っていても気付かない事がある。その生徒には、「気遣いしなさい!相手の気持ちを考えて、車に轢かれる位置まで、道路側に来よう。」と言った。
「ちょっと道路に出過ぎじゃない?」と言われるくらいの方が愛される。迎えに来るのは、友達ではないのだ。

もう1人には、「スタイリストとして、将来スタイリングしたい人物を聞いた。制限なく答えて良い」と言った。すると、
「女優さんです。」と言われて言葉に詰まった。女優なんて2万人いるからだ、、、。これは、質問者に対して心を開いていない。
「長澤まさみさんです」と言えば会話は弾むのに、それを自分から遮断しているように聞こえる。本当に好きな人がいなくても、そこそこ好きを言っておけば、会話の空気は保たれるわけだ。
「質問者は、問いかける事で何とか仲良くなろうとしてくれている」その優しさを理解しておくべきである。コミュニケーションとはそういうものだ。
例えば、
貴方が好きな男の子とのピクニックに行く際「弁当作るから何が好き?」と聞いて、彼から『何でも好きだよ』と言われたら困るだろう。
「指定してこいよ。作る方は1000位の食材から、選ぶんだぞ。」と思わないだろうか。
質問者は、具体的な返しを受けた方が助かるわけだ。『🍤エビフライが大好きで。』と言われたら嬉しい。
つまり、嫌いな食べ物が無かったとしても、会話の空気感を大事に生きて行かないと、気を遣えない人扱いされる。という事なのだ。
ちなみに、大雑把(抽象的)に答えられると、そこから掘り下げるのに更に時間と労力がかかることを知っておいた方が良い。
「女優のスタイリングがしたい」と言われれば
『特に誰をやりたいの?』と掘り下げないと弾まない。
結論を先に「ずばっ」と答える能力を試されるのが、ビジネスマンだ。よって、具体的なところまで掘り下げて答えよう。
●「コンビニで飲み物買ってくるよ。何が良い?」
『お茶なら、何でも良い』
●「外食しよう。何処にする?」
『イタリアンなら、何でも良い』
これは指定しているようで指定していない。相手が目上の人だったら、ダメな返しである。
お茶の種類、イタリアンの数 どちらも付近に10はあるはずだ。
答えを受けてから悩むのは、目上の人となるわけで指定する事が気遣いである。
津野なら「おーいお茶」や「綾鷹」が好きです。なければ、「お茶なら何でも」と答える。
待ち合わせ1つ、コンビニ選び1つをとっても気遣いは出来る。いつでも心をオープンにして自分を晒(さら)して行こう。晒せば相手も晒してくる。
これから長くお付き合いして行こうと思うのなら、こちらから心を開くべきである。

注意を受けた側にも、テクニックがあるのでそれを伝えておく。
1番ダメなのは「スネル」。これは問題外である。
2番目ダメなのは、「暗くなる」これは2回目怒り辛くなる。怒り辛くなると次第に距離は離れていき、関わる事をしなくなる。
最も良いのは、元気に真面目面で御礼を言う。である。これはなかなか出来ない。
注意する側に立つと分かるが、「注意しやすい」と言うのが最も大事で、、、注意して凹まれて戻って来ないと、2度目の注意をためらうものである。
上司だって皆本当は良い人。ただ気分で怒っているわけではない。経験から来る知恵として怒っているケースが多い。
よって、怒られた側がしょげていたら、滅入るものだ。「御礼を言って寄って行く」と言う方法が最高である。
怒りやすい元気な人間でいよう。
「言いづらい事言ってくれて、有難う御座います。精一杯正していきます。これからも宜しくお願いします!」は満点である💯
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