仕事をしたら、お金が入ると思うなよ

プロフィール

請求書をかけるスタイリストと、書く事が嫌で嫌で仕方なくマネージャーに委託する人がいる。津野は割と事務が好きなので、15年間自分で作成して送る。

昔は月に2回でもやれば終わっていたが、近年は、仕事のジャンルも増え、顧客も増えたので全然終わらず、毎週の様に手が空いたら請求書作成に励んでいる。

当然ながら、最近は請求はPDFでメール送信。つい数年前までは、郵送していた。今は楽だしお金のかからない時代となった。(意味不明な担当者だと、郵送でしか受け付けて無いところもある。)

駐車場代や衣装費は大抵写真を送ればそれで🆗だ。しかし、1割くらいは「領収書本紙を郵送して!」という会社もあって、本当嫌になる。

請求に楽しみを見つけるコツは、「これを送るだけでお金が入るんだ💕」とマインドを入金にもってくる事のみだ。お金が好きじゃない人にとっては、辛い作業だろう。

ちなみに、学生は、請求書を送れば入金されると思っているだろう。津野も当然そう思っていた。甘い。入金しない会社もある事を知っておいて損はない。

そこそこ大きな出版社で入金が7ヶ月なくて問い合わせた事がある。(大抵2ヶ月後には入金される)すると担当から、

「津野さん問い合わせてくれて良かった。ウチの経理、ケツ叩かれないと送金しないんですよ。とても悪い癖でね、、、」と言われた事がある。これは、盛ってないマジだ。

別件の舞台宣伝のプロデューサーに関しては、連絡しても連絡しても、電話を取ってくれず手立てがなく諦めた事もある。

当然、相手が動かなかったらお金なんて入らないわけで、逃げたもん勝ちである🏅

うちはレンタル衣装屋もやっているが、途中から鬱でスタイリストを休業することになった人がいる。衣装費の未払いがある人だ。

そのスタイリストの事務所に、「代わりに会社が払ってくれ。」と伝えたら、6月末に支払うと言われた。しかし、今も逃げ続けられている。

まともにやっているやつが損をするのは腹がたつが、人なんてそんなもんだ。

よーく考えて見てほしい。相手は人だ。入金ロボットではない。入金ロボットの方がどれだけ良いかとは思うが、人というのはそれぞれ。

仕事が早い人もいるし、遅い人もいる。LINEの返信が秒速の人もいれば、1日かかる人もいる。

たまたま津野が何でも早い方の人だから、気持ちがわからないが、入金作業が遅い経理担当は、津野の気持ちはわからないだろう。

よって、振り込もうという意思はあれど、仕事が遅いばかりに、振込自体を忘れているなんてことはザラにあるという事だ。

昔は紙だったので、もっと大変だった。振込担当者のデスク上に山積みされた書類の間に挟まっているだけなのに、郵便局のせいにして、「請求書見当たらないから、もう一度送ってくれ」と言われたりした。

他にも、領収書の1枚が振込担当者のデスクとデスクの間に挟まってるだけなのに、

「領収書が1枚足りないから、店に行って再発行してもらえ、、、」なんて事もあった。

PDFになってくれて本当に良かった。

津野は毎月100件くらい請求書を送るので、今や入金を追えなくなっている。なので、それ専門のバイトさんを雇った。その方をつけた当初は、とんでもない額が振り込まれていない事に驚いた法律により2年以上は遡れないので、泣く泣く諦めた媒体も沢山ある。

新人スタイリストよ。人を信じるな。貴方の細かさ、注意深さが貴方の財布を守る。気をつけなはれ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました