14年もスタイリストをやっていると、カメラ、メイクのアシスタントだった人と仕事をする機会が増える。
メイクさんでアシスタントをつけている方は少ない。どちらかというとカメラのアシスタントの方が数は多いが、
今日も数年前はアシスタントだったカメラマン2人と仕事をした。
イタリア系日本人のマルコと、えびちゃんだ。
マルコは今まで、津野に何度もお仕事を振ってくれた。https://www.instagram.com/perboni_marco?igsh=MXZ2ZzVjMjU4M3ljMw==
同世代の仲良いスタイリストに仕事を振ればいいのに、わざわざ先輩に振ってくれるなんて、粋な奴だ。有難い、、、。
マルコに対しては、
アシスタント時代から高圧的な態度で接しているのに、それでも近付いて来てくれるとは、なんとも変わったやつだ🤣
感謝してます!!!
今日はエビちゃんと記念写真を撮った。
彼はカメラマン中村和孝さん
のお弟子さんだった。
津野は中村和孝さんとは山本舞香さんや、TRUEさんなどでご一緒させて頂いた。売れっ子カメラマンだ。
乃木坂46・白石麻衣さんの2nd写真集『パスポート』(講談社)を撮影し、31度目の重版、累計発行部数が50万部を突破という売上歴代1位の記録を打ち立てた凄腕カメラマン。
エビちゃんは、アシスタント時代から愛嬌と、仕事感が絶妙で しっかり師匠をフォローしながらもニコニコし、地に足がついた仕事をしていた。
何となくの直感ではあるが、この人は仕事に困らない人生を送るだろうな。とは感じていたが、まさにその通りとなっていた。
デビュー当初から頭角を表し、数々の有名雑誌、著名人を撮っている。
既に津野とも何度か仕事をしており、前回はファンタスティックスで一緒だった。
カメラの技術なんて勿論分からないが、会ってきた人達の人となりは分かる。
アシスタントのうちから、安定感と個性,更にユーモアがある人(よく笑う人)は結果として上手くいくと思っている。
安定感は2年くらい修行を積めばなんとかなる。個性は自分で磨いていくものだ。それは、飛び抜けた技術でもいいし、得意なジャンルでも良い。
ここに人としてのユーモアが加わった時に人は飛躍するのだろう。
今日は取材日だったので、10媒体くらいの雑誌やWEBが連なった。
スケジュール表には「媒体名」だけ記載されているため、どういうカメラマンが来るかは謎。
スタジオに入ってみて、エビちゃんがいたり、マルコがいたりするわけだ。
このサプライズ感がめちゃくちゃ面白い。
エビちゃんを発見するやいなや
「ちゃんと撮れんのか?大丈夫?」とハッパをかけたら、「頑張ります!!」とか言ってた🤣
土屋太鳳さん、新垣結衣さんなどを既に撮ってるのを知っていたので、間違いなく、綺麗に撮れる。
業界の先輩の面倒くさいカラミである。
後5年もすると、先輩や同期よりも後輩がエンタメ業界を席巻するのかと思うと感慨深いものだ。でも、それは間違いない事実。時代の変化には抗えないものだ。
そうなるとこれからは、後輩に可愛いがられる「カラミやすく面白い先輩」でいる事を意識して、コレからの活動をしていかなければならない。
間違えても「出来れば避けたい人」にはならぬよう心がけていこうと思う。
そこに変なプライドはない😅
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