残る仕事、消える仕事

プロフィール

今日宮城からインターン生がきた。

日本テレビ「仰天ニュース」のスタジオ撮影に連れて行ったら、ディズニーランドを見たかのような表情をした。

自分も芸能界で仕事をした1年目は同じように毎日感動したものだ。インターン生の顔を見るたびにあの頃を思い出し、初心に戻る。

今や夢を提供できる方の立場である事が嬉しい。

かれこれ20年近く芸能界にいるが、驚くべき事にちっとも飽きない。。。小学生から,憧れた世界は43歳になっても輝き続けている。

元々 賑やかな場が好きな性格だったので、「祭りのような世界」が自分にあっていたのだろう。

20年スタイリスト職が存在した事は非常にラッキーな事ではあるが、

ダボス会議という世界的な会議では、

20年後に65%の人が今はない仕事につくと発表された。

ウチの5歳の息子は未知の職業に就くという事だ。ワクワクしないだろうか。

見方を変えれば、65%の職業が消えてなくなるという事。更に補足すると

2025年までに世界の仕事の52%を機械が行うとされている。

振り返れば、平成の時代だけでも、

ポケベルの会社、タイピスト講師、預貯金集金人、ミシン販売員、速記者など、

沢山の仕事が消えた。

今後もレジ係、ウェイトレス、ライター、モデル、スポーツの審判、タクシードライバー、銀行窓口、紙雑誌などは消えていくだろう。

逆に残っていく仕事は、

消防士、看護師、獣医、先生、美容師などだ。

津野の見解は、

ファンビジネス、推し活などの娯楽は、お金の使い所なので、被写体に伴うヘアメイク、スタイリスト業は残って行くと考えている。

家で聞ける音楽を、わざわざ音質の悪いLIVE会場に行って見るのは、人の習性だ。そこに我々の仕事は存在する!

現に津野が20年前スタートした、スタイリスト業は今も残っていて、携わる人数も増加しまくっている。今後も形を変えながら残っていくと思われる。

形を変えるというのは、

人型AIの誕生により、広告やファッション撮影から仕事が無くなっていくスタイリストもいるが、ファンを持つスターの側近スタイリストである以上、残り続けるという事だ。

その人に合うコーディネートをアルゴリズムから瞬時に叩き出して、購入出来てしまうサイトが誕生した場合、多少の仕事は無くなる可能性は考えられるが、、、。

それは神のみぞ知る領域。

人の服の好みは

年齢や、付き合う人間、環境によって変化するので、そこまでAIがついて来れない事を願うしかない。

今はとにかくテクノロジーのスピードが早い。

利用者5000万人を達成するまでにかかった時間というDATAがある。

✈️68年、🚗62年、☎️50年、📺22年

携帯12年 YouTube4年、Facebook3年。Twitter2年、ポケモンGO19日

年々、情報が行き渡るスピードが早くなってきている。これは、どういうことを意味するか分かるだろうか。

現状維持でぬるま湯に使っている人は、衰退するということだ。

早く動いて、トライ&エラーを繰り返し、失敗を重ねて、高速回転で最良の生き方を選んでいかないと取り残される。動け!!!

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