ご機嫌は実力である。
人は思い通りにならない事があると感情が揺さぶられ、自分の軸がブレる。津野もまさにコレに当てはまる。非常に良くない。今年のテーマは感情の起伏を一定にする事。
先日フィッティングでタレントさんが裸で待っているのに、こちらの準備が不十分な事があった。裸で待ったのはわずか5秒程度。しかし、自分が逆のタレントの立場に立ったとき、結構気まずい空気になる。
「あ、早く服脱ぎすぎたかな、、、」
「スタイリストさん焦らせちゃったかな、、、」
みたいな気持ちにさせてしまう。
上ならまだ良いが、下のパンツを脱いで待っていると更に気まずい。その気まずさを打開できる術は、スタイリストの先読み行動だと思う。
「そのコーディネート着ましょう」とタレントさんに言われた瞬間に大急ぎで、
・シャツのボタンを取る。
・ウエストの大きいパンツを安全ピンでつめる。
・あるいはベルトを通す。
・靴紐を緩めて、靴ベラをスタンバイする
この辺りを素早くやらないといけない。

お話で楽しませながらも、手は素早く動いている状態である。津野は長年スタイリストをやったので、反射的に先読み出来るが、慣れてないと15秒とか待たせる事になる。
15秒は裸で持っていると、だいぶ長く感じるものだ。
待たせてしまった事は仕方ないが、仕方ないで済ませておくと、早く着せるという意識が遠のくので、しっかり注意するようにしている。
例えば、ベルトループにベルトを通す時。半分しかベルトがループに通っていないのに、もうタレントが脱いでしまっているケースもある。
その時はどうするか。半分しか通っていなくても渡すが正解である。
相手に恥ずかしい思いを1秒でもさせない事が最優先だ。ここを理解できず最後までベルトを通してから渡そうとするスタイリストは、相手の気持ちが分からない馬鹿野郎である。

先日アシスタントに、上記の指導をする際、思い通りにならない事実に気を取られ、感情がぶれてしまった。顔は強張り、口調は激しくなりアシスタントは下を向く。非常によくない、、、。反省している。
感情を一定に保ち、淡々と説明出来ない自分はまだまだである。ご機嫌は才能だ。常にご機嫌でいることは、その人の実力なので、怒りを鎮める能力を身に付けないといけない。
ウチのアシスタントは、これが出来るから凄いと思っている。どんな状況でも感情は一定。以前アシスタントから直々に
「声を荒げても、静かに伝えても伝わる内容は一緒だ。」と説明された事もある。恥ずかしい師匠である。
問題が起こった事実よりも、次の一手は何で行くかを冷静に考えるから凄い。
逆境で機嫌を保てる人は、関係を保てる人。どうにもならない時に、その人が見える。感情を整えられる人にならないといけない。
信頼できる人は声の大きい人ではなく、冷静に手を打てる人だ。だから、津野はアシスタントに学ばせて貰っている。
コミュニティは1人機嫌が悪いだけで、社内全体が悪くなる。機嫌は移るのだ。とくにリーダーの機嫌は社内全体の機嫌となるので、上に立つものは「冷静」で「ご機嫌」でないといけない。。。
ご機嫌は実力!!それを唱えながら今日も現場に出発する。🚗
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