写真の加工が当たり前になってきた今。スタイリストとしては、困る事が沢山ある。
各ブランドは服を上等に見せたいので、加工する。しかし、色・素材が全く違うモノもなってしまっていることがある。
上記は、スタイリングに困る事は間違いないが、消費者も困る。
スタイリストは慣れているので、ネットの写真なんてこんなものか、、、と諦める事は多々あるが、買う人にとっては重大な問題。
下手すると返品。それによってブランド側もイメージと郵送費の両方でリスクを伴う。
弊社はZOZO等で購入する場合は、ブランド名までしっかりみる。ブランド名さえわかれば、色や素材が想像できるからだ。
10%程の加工であれば、まだ商品のクオリティーは守られるが、30%加工が入るともう違ったものだ。
インフルエンサーの顔も同じ事だが、いじるのはせめて10%にしてほしい。。。
「会わない」を前提にタレント・インフルエンサーとしてブランディングするなら加工だらけでいいが、
人に会う確率が高いなら、加工は10%に抑えるべきではなかろうか。
まぁ、これは男の意見なので女性はそういうわけにはいかないのだろう。
「写真よりも実物の方が良い!」そう思われた方が得ではないかと日々感じている。
スタイリストは事前の写真送信が日常茶飯事、我々としては、ライティングを10%UPするくらいで調整している。
結果として、タレントの皆様からは実物と全然違うと言われる事が多い。
ただインフルエンサーと異なるのが、「実物の方が良い」と言われるところだ。
だから、「衣装は写真だけで判断しないで!」とは思うが、実際は写真だけで落とされて行く。
悲しい😭
落とされるのが怖くて加工度を上げた結果、
「実物が良くない!」と落とされる方が 面食らうので、以降も現状で撮り続けて行くつもりだ。
ただ、「やっぱり実物見ると違いますねーめちゃくちゃ良いです。」と言われると、
「自分の目に狂いはない!」という満足感と優越感は感じる。
以前、TV局の入館証を作ってあげたアシスタント全員が、首掛けのPASSの顔面を加工した件があった。
女性の小物をデコる癖はなんとかならんかね、、、😰
PASSから視線あげたら、「あれ、全然違う!!」ってなる方がリスクなのではなかろうか、、、。
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