今日のカメラマンは峠くんだった。
7年前、モデルラブリのsmartの撮影で1回一緒になった依頼のカメラマン。
当時は、デビューしたての数ヶ月。
一度会っただけのカメラマンと急激に仲良くなる事もないが、なんかこの人接しやすいなぁと思ってインスタをフォローした。
それから8年。あれよあれよという間に、売れっ子さんになり、MYOJOで再会。
今日以外にも隣のスタジオで活躍する姿をみていたので、話しはしていたが、実に8年ぶりの撮影だった。
彼はスタイリスト熊谷隆志さんの孫弟子。熊谷さんが1998年からレイク・タホという名前で、写真家活動を始めた際の弟子のアシスタントだった。
相変わらず熊谷さんの影響力は凄い。
スタイリストとしての弟子は、
皆さんスタースタイリスト(三田さん、伊賀さん、荒木さん)。
写真家活動のアシスタントもスターカメラマン。
とてつもない影響力だ。
津野がアメリとYouTubeを撮った際の、アメリ✖️ WIND AND SEAは、熊谷さんのブランドである。
スタイリスト、写真家、インテリア、ブランド事業全てを当てまくるヒットメーカーの彼は尊敬に値する。
「接し安さ」が仕事量に比例する経験がめちゃくちゃある。
今回の峠ちゃんもそうだが、以前紹介したエビちゃんもそうだ。なんか柔らかく話しやすい。
つくづくビジネスは人間性だと思う。
各々それはそれは、技術を磨くために頑張ったとは思う。でも、技術が高い人だらけの世界で差別化を計るのは大変難しい。
Voicy代表の緒方さんは、
社会人には第4クォーターある。1クォーター12年とした時に、大学を出て
22歳〜34歳は第1クォーター
34歳〜46歳は第2クォーター
46歳〜58歳は第3クォーター
58歳〜70歳は第4クォーター
第1クォーターは「技術」、第2クォーター以降はすべて「人間性」だと言った。
まさにその通りだ。
スタイリストに関しては、その半分の6年1クォーターだと思っている。
ハイレベルな技術・実績になった時に、誰に頼もうかとなった場合。そこにぜったい不可欠なものは、楽な人間性。
この人に頼んどきゃ!質も空気も大丈夫!
そうなって初めてお客様で溢れる。
ココに人見知り、暗い、遅刻、納期遅れ、などが入ってくると途端に別の方へ依頼がいく。それだけ頼める人で溢れている世界だ。
ただ この抜け目ない仕事ぶりと人間性が兼ね備えられた時、なかなかお客様は逃げていかない。
昨日アシスタントの紅葉が、
「ウチの下2人は何故集合時間に遅刻してくるのでしょうか?その頻度がめちゃくちゃ多いです、、、」
と嘆いていた。
「何故?」と言っている時点で、理解不能という事。つまり紅葉は その低次元を抜けたのだろう。
入って1年未満なので、視座が低いのは仕方がない事だ。
ただ、その悪いイメージが付いてしまった時点で、レッテルをはられている。独立していたら仕事は来ないだろう。
独立後は全て自己責任だ。このまま今の状態が続かない事を願うのみである。
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