人間は、学ばないものだ。緊張感を持って接してきた芸能界も、長く居座ると当たり前になる。隣を通る芸能人はタダの仕事仲間に成り下がり、気を使わなくなる。
昔はスタイリストは下請け業者だからと、神経質に気を配っていたのに、いつの間にかズボラになる。
そして、節度を忘れた頃に大きく怒られる。
常に気を張っていれる人もいる中で、津野は昔から怒られてばかりだ。
今年怒られた数々は以下の通りだ。
・出された弁当の数が少なくて、マネージャーがいる前で「弁当すくなっ!!」って衝動的に言ってしまい。「プロデューサーもいる廊下でデカい声で追い込むのやめろ!」と怒られた。
・出演者全員に出された軽食を、出演者より先に手をつけて怒られた
・入館証を無断でアシスタントに貸して、局の部長からしっかり怒られた
・入館証を忘れたけど、5分で帰るからと無理やり入ったら警備員から死ぬ程怒られた。
・映画の主要キャスト5名の動画撮影中にずっと携帯を触っていたら、マネージャーにタレントの衣装チェックしないなら部屋にいるなと怒られた
などなど、例を挙げたらキリがない、、、。上記はほぼ全て今年に起こった問題行動だ。デビューしてからずっとこのペースで誰かに怒られている。
どう考えても、子供が大人になったとしか思えない言動に自分でもガックリくる。_| ̄|○

慣れるとすぐに当たり前の【礼儀】や【行動】を忘れる。その度に怒られ、それでもお仕事をくれている皆様に、感謝の日々である。。。
人の緊張感は持続しない。持続しないからこそ、毎日けつの穴を締めて、背筋を伸ばす癖をつけておくべきである。
携帯は特に、「サボっている時の象徴」とされる事が多い。例えそれが仕事のメールやLINEだとしても、携帯を触る時点でサボりと思われる。
よって、目につかない場所や、角度で操作すべきだと思う。
特にタレントさんの視界に入って携帯を触っていると、「今じゃないだろ!!」と思われる。
スタイリストからみて、プロデューサーやマネージャーが、携帯を触っていても何とも思わないが、仕事を発注したマネージャー側からしたら、
「金もらってんなら、ウチのタレントちゃんと見とけよ」と思うのが普通だろう。
下請けは親会社とは、立場が違う事を頭に入れて行動していかねばならない。
津野ももう44歳だ。小学校から、ずーーーーっと怒られてきたのに、今更怒られたくはない、、。でも、怒られる事ばかりしてしまう、、、。
今年も残り5ヶ月、、、せめて怒られるのは4〜5回に収めたいものだ。
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