「営業力」と「トーク力」は密接な関係がある。これは紛れもない事実だ。全人類が「面白い話をしたい」という願望はある。
しかし、面白い人=芸人であろう。日本では面白いの最高峰に立つのが芸人だと思われている。
よく千原ジュニアさんがYouTube番組等で、「面白い話を、どう展開すれば良いか」を聞かれているが、聞いた所で我々には真似出来ない。
両手を使ってピアノを弾けと言われて、どんなに練習しても弾けないように、無理なものは無理である。
では、我々一般人はどうすれば面白話を出来るのだろう、、、。
いつも津野が言っているのは、
「内容が具体的で細かい話」
「誰もがわかる話」
をするべきだという事。
カラオケで知らない歌を熱唱されても、盛り上がらないように、目の前にいる全員が分かる話をする事が基本である。
学生の講義でも、津野はスタイリストに興味がない生徒にもわかる話をする。それが基本である。

つまり、退屈されたらOUTだということ。では、退屈と思われない為にはどうすれば良いだろう。話を短くすれば良い。校長の挨拶や、結婚式の上司の挨拶がつまらないのは、長いからである。
長いという事さえ回避できれば、ある程度ストレスはなくなるものである。
今はTikTokのように7秒で、コンテンツに飽きる時代だ。そんなスピーディーな時代において、1分話されたらたまったもんではない。
頭の中で端折って端折って(はしょって)短くする。
余計な説明を省くという努力を各々がするべきだ。
そして短い文章の中にも「知的好奇心を煽る(あおる)話」が有効である。1割で良いから万人が興味をもてるネタを入れるという事。
・トビウオは、①飛びで300メートル飛ぶ事、死因の1番は旋回ミスで障害物に当たって死ぬ事。
・馬は、視界が350度ある事 もし馬を倒したいなら残り10度を狙うこと
皆んなが知っているけど、意外性が1割入る事が面白いと思われる。基本は普通の話。その中の1割が異常であるという状態が面白いのだ。

津野は現場に滞在する時間が短い。だからこそ、仕事仲間と話せる時間は、毎回 【神回】にしようと思って臨んでいる。
そんな事を考えながら、現場に向かう人と何も考えずに向かう人 これは差が生まれて当然である。考えてるから滑ると反省もする。
例えば筋トレをする際に、腹筋を意識して腹筋すると、大きく差が出る事をご存知だろうか。
「津野さんとの仕事は、ここ1か月の仕事の中で1番神回だった。」そう言われるよう、話を短くまとめて沢山放出する。在り来たりな話を避けて、心地よくディスる。そうやって相手を楽しませる事が大事である。
まとめると、話を面白くするには、短時間で誰でもわかる話に1割異常性をいれる。
普通の中の異常を探しながら、日々を過ごして行こう。
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