舞台ピーターパンを鑑賞した。
いつもお世話になっている小野田龍之介くん(フック船長役)が出演する舞台を初めて観に行った。
担当する俳優さんの作品は全てみたいのだが、なかなか行けていない。
基本的に撮影とリースと打ち合わせで毎日埋まっているので、隙間をみて鑑賞する様にしている。
担当俳優からすると、その様なスケジュールを知る由もないので、
「津野は宣伝活動で協力するのに、いつも作品を観ない」なんて言われている🤣
見たいのよ。本当は見たいの。それは分かってくれ、、、。
基本的に宣伝活動は、公開日の前に来る。
それは当然そうだろう。
公開にむけての広告活動でスタイリストが必要なわけで、公開してからは必要なくなるのが我々。
つまり、作品を観ていないのに宣伝している。
なかなか不思議な構図ではないだろうか。
役の雰囲気、人間性を知ってからの方が宣伝衣装を寄せていけるのだが、いつも参考にするのはテキストベースのキャラクター像。
テキストじゃ人間性 分からんって、、、いつもそう思っている。
舞台の宣伝をする上で、事前に劇を観れないのはわかるが
映画に関しては完成しているわけだから、「事前に試写会に読んでよ!」といつも思っているが、その招待状が来ることはない。
「こんな人かな?」って予想で服を寄せたりする。
ドラマの劇中衣装に関しては、台本が準備稿から届くので、問題なくイメージを寄せていける。
しかし、基本的にはドラマはスタイリストではなく、衣装さんが担当する。
ドラマの宣伝部分だけは、事務所からの指名でスタイリストに依頼が来たりするので、役が不明瞭なまま宣伝用の衣装を持っていくことになる。
一般の方からすると意味が分からないだろう。
「衣装さんが全てやれば良くない?」と思うだろうが、衣装さんは半端なく忙しい。
宣伝活動している時間も、ドラマ本編は走っているので、そっちに手がかかってしまうのである。
どう考えても複数人必要な本編を1人で回していたりするので、宣伝まではスケジュール的に厳しすぎるのだ。
ピーターパンはとても良かった。お客様にお子様が多い事もあり、ストーリーが非常に分かりやすく、衣装も派手👗
演出も空を飛んだり、役者が会場を走り回ったり、ラメの紙吹雪が会場を駆け巡り、夢の世界へいざなう。
複雑なストーリーに入り込むのが苦手な津野みたいな大人には、好都合なエンターテイメントだ。
日常をどれだけ激動に生きても、非日常体験を堪能するには限界がある。
たまには、異世界を見て楽しむ事も生きる上では必要な事だ。
次は愛知公演らしいので、名古屋近辺の方 是非行ってみてほしい。
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