9/19配信スタート。Netflix「極悪女王」の番宣活動をしている。
Netflixはやはり世界規模だと思い知らされる事が多々ある。
1番驚いたのは、作品の為のCM撮影をしたこと。これは過去に1度もない。ここに予算を割けるところが、まず凄い。
そして、宣伝活動における差し入れの量が凄い。超高級弁当に、デザート、フルーツ、お花、有名店のお菓子が机に乗り切らないほど届く。
地方のキャンペーンの時のホテルが四つ星🌟🌟🌟🌟でバスタブ付きの風呂に、1人なのに2ベッドルーム。豪華な朝食。
キャンペーン中は、作品のグッズTシャツ、クリアファイル、ステッカーなどが配布される。
我々スタッフのギャランティも高めに設定されており、街を見上げれば、巨大な看板にラッピングバス。
移動は各俳優毎にハイエースが用意される。誰も文句を言う人がいないほど、全てがハイクラスに手配される。
津野はハリウッド作品に携わった事はないが、予算のある海外作品はこのような待遇を受けるのだろうな、と想像がつく。
10年前まで、日テレにでたい、月9に出たい、東宝・松竹の映画に出たいと言っていた俳優が 出来ればNetflixに出たい。というようになったのは、ここ最近の話。
携帯を開けばすぐに、コンテンツを見れる事は、大変便利である。
結局便利は、止められないんだなぁとつくづく思う。
iPhoneの普及の時と同じ感覚。
Netflixって何?って怪しがってた人達も今は皆さんサブスクに加入している。
Netflixの出現により、レンタルビデオ店みたいなものは姿を消し、家庭のテレビ時間、映画館の映画時間すらも奪われてきた。
顧客の時間の取り合いだ。
20年後に今はない仕事に就く人の割合が65%と言われている。
「そんな事あるんかい!?」と思っていたが、NetflixやAIモデルの出現を見ていると
まんざら嘘ではない気もする。
今まで存在しなかった媒体の拡大(YouTube、Netflix、Amazonプライム、TikTok)と共に、最近は芸能人も各事務所を離れ、個人で活動する人が多くなった。
テレビ、映画に固執しなくても、スターでいる事が出来ると分かってしまったからだ。
この流れはドンドン加速していくだろう。
では、今後その流れに合わせてスタイリストはどうして行くべきか。
それは、エンタメ業界に携わる クライアントの数を増やすしかない。
顔を広げまくる必要がある。その為には何をするか
●検索すれば引っ掛かるように、自分の実績を淡々と世に出し続ける
●顔が広い師匠や、複数のクライアントに可愛がられ紹介を貰う
と言ったように、「検索と紹介」に引っ掛かるように、顔を広げていかないといけない。
よりコンテンツがバラバラになった今、
映画のスタイリストになりたいから映画だけ。
雑誌のスタイリストになりたいから雑誌だけ。をやるスタイリストになってしまうと、
コンテンツが無くなった時に痛い目をみる、、、。
より拡散、浅く広くが求められるようになるだろう。幅広くジャンルの幅をドンドン広げて行かなければならない。
自分が、やりたいジャンルのスタイリストでなくても、スタイリスト業を続ける為に。
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