昨日研修生がきた。半日帯同した彼女は、自分はこういう人だという事を全部話した。
内容はプライバシーに関わりすぎて公表できないが、初対面では話し辛い家庭の事情、現在の事情、どういう人生だったか、、、。
ここまで心を開く人はそういない。オープンマインド。すると聞いてるこちらは、どうなるか?
そう。好きになるのだ。
若いのにコミュニケーションの手順を分かっている。現在何をしている聞いたら、銀座のクラブで5年目という。そりゃ、話上手くなるわ。
賢い経営者、賢い会社の重役が集う店でトークの特訓を5年積んだら、もう黒帯である。なるほどそういう事かと悟った。
サイバーエージェントの藤田社長が
「採用するのは、水商売の経験者からにしろ!」と命令した伝説も理解できる。
スタイリストをやる上でも、トークは協力な武器だ。必ずそれが生きる日が来るだろう。
自ら心を開く事で相手は貴方の事を好きになる。では、貴方はお客様に、自分の心を開いているだろうか。
津野のお客様は、マネージャー、制作会社、タレント、アシスタントだ。
外にも内にもお客様がいて、全員がハッピーになる接し方がマストとなる。
では、アシスタントのお客様は誰だろう。マネージャー、タレントもそうだが、1番は津野と先輩だ。
それを日々意識しているだろうか。
津野にだけ良い顔をする、先輩にだけ良い顔をする、そういう人は徐々に見透かされていく。
部下、後輩は、
師匠と、先輩をハッピーにしないといけない。
何故か、貴方の背中を押してくれるからだ。これほど強力な事はない。
津野を押してくれれば、
・将来クライアントや、後輩アシスタントにAは素晴らしい人材だと言いふらす。
・今日奢ってあげようかな?という気分になる。
先輩を押せば、
・先輩から重要なポジションを任せて貰える。
・好きなタレントがいる現場に優先的に配属させてくれる。
皆さんは、気分を良くしてくれる人のところに、人は集まるという事を理解しているだろうか。
怒ってばかり、裏切ってばかりの人のところに人は集まるだろうか。集まらないだろう。
この原理原則を意識せずに、コミュニケーションしている人が多い。
時に、媚びている人に向かって、
「媚びるなプライドはないのか?」という人もいるが、津野は「媚びて何が悪い、人に気に入られようとして何が悪い?」と思う。
「変なプライドで媚びる事も出来ない人間が、気に入られる努力をしている人を悪く言うな。」と思っている。
上記の原理原則を、理解していないと、
【後輩】は、先輩、上司の愚痴と文句を日常的に垂れ流し 態度に出し 更に嫌われていく。
【上司・先輩】は、時に「嫌われても仕方ない」と思い正論で注意するが、正論は人を傷つけるという事を知らないといけない。
(、、、は当たり前。普通は、、、。後輩だったら、、、。という切り口で始まるWordが正論だ)
そして、注意ばかりだと人は離れていく。その後に相手をハッピーにする所までセットで届けなければならない。
この「緊張と緩和」が上質なコミュニケーションである。
島田紳助さんはその天才だった、張り詰めた空気から一気に予想外の結末に持っていき、笑いを誘う。
彼みたいな上司がいたら、部下はグングン伸びていくだろう。
話術を伸ばしていきたい!!
コメント