弊社と関わりの少ない取引先は、スタイリストと、アシスタントで大差があると思っている。
アシスタントで1年以上の経験があるスタッフは、現場を回す事に関しては 津野と大差はない。
実際弊社に限っては、津野よりもアシスタントの方が機敏に動く。津野は気付くのが早いくらいだ。
過去5年間くらい毎月のようにお世話になった、私立恵比寿中学のマネージャーさんは、写真集の海外ロケで津野ではなく、アシスタントがきて欲しいと言った。
当時の慣れてる2人をタイに派遣した🇹🇭
エビ中の子達が女性という事もあるが、女性アシスタントの方が痒いところに手が届くし、何かしら頼みやすいのだろう。
女優さんの日本テレビ「アナザースカイ」のハワイロケでも、津野ではなくアシスタントさんが来てほしいと言われた。
当時のアシスタントは意気揚々とハワイへ行った。
この「アシスタント」という言い方が良くない。
対外的に慣れたアシスタントは 「弊社のスタイリスト」と伝えて良いのではないかと思っている。
仕事依頼が被る事は、ほぼ毎日。
その度に津野は衣装決めは行けますが、別件がありアシスタントがその後は対応しますという。
そうすると、アシスタントさんかー、、、のような空気になる。
いやいや、「弊社に関しては アシスタントの方が動けるんですけど、、、」と言いたいが伝わらない事がもどかしい。
津野に関しては、マイクを付ける事すら出来ない。1人でスタイリストやっている時も、マイクをこちらでつけても、音声さんに付け直されるので、
もうやらない事にした。
大抵のスタイリストは諦めずにマイクをマスターしようと思うのだが、そこに視点は向かなかった。
結局スタイリストより、マイクをつけられているタレントの方が付け方を熟知している事にも気がつき、津野は諦めた。
浴衣の着付けに関してもジャンル外だと思っているので、やらない。仕事を受けはするが、着付けるのはアシスタントか外注さんだ。
その方が綺麗だ。
前述したが、津野は営業部だ。
現場にいって、盛り上げて先方の気分を良くしたら終わり。
現場の事は現場のアシスタントの方が熟知している。
アシスタントには津野は会社のマスコットみたいなもんだから、スタイリスト業は全部やってくれ!と伝えてある。
この現状をなんとか先方さんは分かってくれないか、、、と思う。
お陰様でアシスタントは、みるみる1流スタイリストに育って行くので、願ったり叶ったりである。
スタイリストは自立。
アシスタントは未熟。
確かにそうなのだろうが、世間のイメージとは裏腹にアシスタントって、スタイリストより動けたりするよ。って事は分かってほしいものだ。
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