アシスタントの3年間をザッとふりわけてみる。
①年目
アシスタントは、まず体を使う雑務からスタート
→身体を使う仕事
返却、縫い物、道覚え、荷物持ち、クレジット書き、直しの無いテレビ収録が終わるまで待ち続ける。
②年目
この段階を超えると、
→考える仕事
アポイント、リース、先方とのやりとり、借りれそうなブランド出し、タレントにあった服のリサーチ
③年目
ネクストステージは、
→意思を持って考える仕事
・津野だったらどう動くかを先回り
・スタイリングを更に素敵にする方法を模索、提案
・進行中の案件全体をみて、各人の時間配分の提示
・社内締切を自分から作って部下に送信
・部下全員の動きを見て、指示出し
となる。
年毎に区切ったが、2年目までの業務は
大抵1年目から降りかかってくる。
この3年目の業務が出来る人が、スーパーアシスタントだ。ここに到達出来る人は限りなく少ない。
自分の仕事ではないと、心の何処かで割り切ってる人は、ココには絶対に到達できない。
過去独立したメンバーの中でも、全体の総指揮をやれるような器のデカい人は、数人しかいない。
既に活躍しているスタイリストの中にもほとんどいない。
和気あいあいと、コミュニティを円満円滑に進め、かたやストイックに業務を、推し進める事が出来るリーダー的な人。
是非ここに向かって頑張ってほしい。
これは先輩・後輩どちらでも構わない。
リーダーとは、社歴が長い人ではなく、年齢が上の人ではなく「人を巻き込んで行く人」だからだ。
この器になれた人は、スタイリストでなくても成功する。
会社に入っても役員になり、ベンチャー企業を立ち上げてもメンバーがついてくるだろう。
人を集める吸引力はビジネスマンとしては、かなり重要なスキルである。
人が集まる所に、仕事は存在するからだ。
以前も書いたが、
上記はNetflixが生き残りをかけた時に採用した人物だ。
●協調性 があって、
●仕事が出来る人 以外は全て首にして、そこから急成長した話。
やはり、ココに尽きる。
このような人は必ず津野を立ててくれる上に、その上のステージの話をしてくる。
まさに対等。
津野がスタイリストを引退するまでに、対等に話が出来るアシスタントを何人作れるかは大きな課題である。
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