厳しい上司は必要か?

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部下に頼み事をするが、その頼み事が進まない。世界全員がこの問題に直面している。まさに今日も明日も、様々な会社がこの問題を抱えている事だろう。

例えば、「この業務何時間かかる?」と部下に自己申告させる。部下は3時間だという。実際に3時間で終わる人は限りなく少ない。

これは今まで津野が関わった50人近くの部下とのやり取りによるDATAだ。

大抵の人は自分の力を過信している。3時間と言われたら4.5時間は終わらないと見積もって、スケジューリングしないと滑る。

はたまた、部下に

「終わりとして設定した時間を超えそうだったら、事前に連絡をくれ」と言っても ほとんどの人は目の前の作業に集中して、遅れる連絡が来ない。

では、頼み事を期限内に達成出来ない相手に対しどうするか、

方法は沢山ある。

・手伝ってあげながら一緒に進める人もいれば、

・怒ってケツを叩きまくるジョッキー🏇みたいな人

・諦める人もいる

どの選択肢を取るかは上司次第だが、プロジェクトは何が何でも進めないといけない。

この是が非でも進めて行く、ブルドーザーみたいな推進力が必要となる。

結論、どの選択肢を取ろうがクライアントは待ってくれないので、ゴリゴリプロジェクトを進める以外に方法はない。

進め方が力技だと、時に嫌われ役を買う事になる。しかし、期限に間に合わないよりはまだ良い。

期限を甘くみている方が悪である。

ココに関しては首相 田中角栄が良い例だ。

彼は当時「コンピューター付きブルドーザー」と言われていた。頭が切れる上に、プロジェクトを力ずくでゴリゴリ進めるところからついたあだ名だ。

彼が内閣総理大臣になった、1972年〜1974年のたった2年で日本中に高速道路が開通し、新幹線が日本中に通ったので、彼の功績は半端ではない。

衣装レンタル店をやって見て、思った事がある。

人によっては煽られないとずーっとお金を払わない人も一定数いるのだ。

払ってと言っても、返事がない人に対してどうするか。

貴方ならどうする?

弊社は待つ事はしない、こちらからガンガン行く。

それにより、やっと重い腰が上がる人もいる事を知った。良い勉強だ。

これは、期限内に業務が終わらない部下と同じである。つまり、相手の動き(自主性)に期待しても、目的は達成されないという事。

割り切って積極的に煽るしかない。

そりゃあ、煽られた方はイライラするだろう。だが、プロジェクトが進まない方が大問題だ。

何をとって、何を捨てないといけないか、

仕事人としての取捨選択が問われる毎日である。

ココから分かることは、他人に期待してはいけない。他人は変えられない。結論、自分を変えるしかないということだ。

目の前の問題解決に集中し、

問題解決迄の道筋を淡々と遂行出来るスタッフを育てて行かないといけない。

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