妙に馴れ馴れしい人は周りに居ないだろうか。今日の広告のプロデューサーはそのような人だった。
LINEで初めましてをして、撮影までの1週間アレやコレややり取りをする。
顔は合わせていない。こちらとしては どういう人物か分からないから、ある程度当たり障りのない対応をして、当日を迎えた。
お会いするや否や、笑顔で寄ってきて「LINEではどうも〇〇です。」と自己紹介された。髪は綺麗に整っており、表情は豆腐のように柔らかく、オシャレな丸メガネ、腰は低く、妙に馴れ馴れしい。。。^_^
2秒で この人には、「深く切り込んだトークをしても拾ってくれる」と判断出来た。
深く切り込むとは、「馬鹿に出来る」という事だ。ある程度けなしても おそらく笑って誤魔化してくれる。それだけ心が広いという事である。
そう判断したのはまさしく、【表情と話し方】だった。人はまず目で見て判断する。イメージを沸かせる。
昔はそれで「目が横に付いている動物は危険だ!!逃げろ!!」となっていたわけだ。
視覚情報に訴えるやり方はコミュニケーションでは大道である。
そのスキルもあってか、彼は現在25件の案件が渋滞しているようで、まさしく売れっ子プロデューサーであった。

撮影は順調に進み、あとは衣装の乱れを直す程度で、津野が居なくても回る段階まで進んだので、席を外した。そして、
衣装を買わないといけないタイミングだったので、撮影現場の隣の部屋で 携帯をポチポチやっていた📱
その姿をたまたま、スタジオから出てきたプロデューサーに見られた。すると、
「津野さんサボってますねー」と言われた。そしてすぐさま、「隣の部屋に来ているという事は僕もサボってるんですけどね、、、かっかっかっ^_^」と笑っていた。この辺もなかなかである。
つまり、馬鹿にしてくれたという事だ。絡んでくれたという事だ。出会って2時間で互いに冗談が言えるようになったら、人間関係は勝ったもの同然である。

どのような道を乗り越えて、「全撮影スタッフを揃えるフリーのプロデューサーまで辿り着いたのか」を聞いたら、スタートは雑誌の編集からだという。そこから動画にも幅を広げて、様々な媒体から依頼を受ける役目となったようだ。
彼に頼むと後は全部やってくれる。そうやって代理店業を育むようになったという事。
自分も若かりし頃に このようなフリーのプロデューサーさんと知り合える機会があったのなら、弟子入りしたかもしれない。弟子になって、自分もコネクションを作って数年後にプロデューサーとして独立する。そのような道筋も随分と楽しそうである。
津野はいつか、「仕事を頂く側から、仕事を振る側になりたい」と思っている。いつも貰ってばかりの状況なので、次は渡せる役目をやってみたいと思うのである。

人のフリ見て我がフリ直せ。今回の件からも話しやすい見た目は、武器になるという事が分かった。
話しやすい男性になるには、
・笑っている事。(常に意識して口角を上げる事)
・清潔感がある事。
・程よくオシャレ
話しやすい女性になるには、
・笑っている事(常に意識して口角を上げる事)
・清潔感があり、優しいメイクをしている事
・程よくオシャレ
この辺はいつも意識して、明日からの現場にも取り入れていこうと思う。
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