話しかけて虜にする

プロフィール

津野は日々地味な営業活動をしている。それは、短い時間でも会ってインパクトを残す営業だ。

人は長い時間話した人よりも、短い時間で何回も話した人と仲良くなる。単純接触効果だ。

この事を知っているから、津野は行ける現場は必ず行く。そこで、仕事を持っている核となる人と会って話をする。

忙しいスタイリストになると、1日に複数の現場を掛け持つ為、「1つの現場に5分しか行けないから、行かない!」という選択肢を取る人は多いだろう。しかし、行かなくなると「いつも居ない人」と烙印を押され、たちまちリピートが取れなくなる。

ただ、行くだけではない。担当者と会える「5分の重み」は理解して向かっている。必ずインパクトを残して帰る。

「あの人何しに来たんだ、、、」と思われるようなトークではなく、しっかり存在をアピールする。

そしてマネージャーさんは勿論、メイクさんにもこちらから話しかけ印象を残す。それを独立してから毎日心がけている。

世の大抵の人は、話しかけてオーラを出していない。つまり目線が外に向いていない。ほとんど作業か携帯だ。常に目線は自分に向いている。

そうしてると「話しかけるな」という無言アピールを外に発信してしまう。

津野も携帯ばかりだが、話すべき人の前では、携帯は放置する。そのメリハリをつける様心がけている。

学生の講義で「ニコニコしなさい」「話しかけなさい」と話しても、「私は元々そういう人では無いから」とスタートから諦めている人がほとんどだ。後天的に(後から)変われる事を分かっていない。

津野は40代の人は、肉が垂れてくるから「真顔でも怒っているように見える」と言われてから、目の前に人が居なくても口角をあげる練習をしている。

すると不思議。気分が上がる。努力を続ければそれが当たり前になるのである。

ほとんどの人は自分で自分に蓋をして生きている。「出来ない!「出来ない!」と思っているうちに 人は本当にそうなるから不思議な生物である。

だから、環境にこだわらないといけない。

ウチのアシスタントの未来が、インターン生の話をしている時に興味深い事を言った。

「あの子がウチに入ったとして、明るく元気に毎日を過ごせるだろうか?」と質問をしたら、彼女は

「大丈夫です。ウチの会社に入れば、周りが明るいので自然に明るくなります。」と言った。

その時、ノミの話を思い出した。

「10cmしか飛べなくなったノミを、もう一度 昔みたいに20cm飛ばすには、20cm飛べるノミを同じ虫籠に入れる」という方法だ。

更にスタンフォード大学は、「貴方は、いつも近くにいる周りの5人の平均になる。」と言った。

🎙️サッカーの本田圭佑選手も近畿大学の学生へのスピーチで、成長する唯一の方法は、環境にこだわる事と定義した。

環境なのだ。自分よりもランクの高い位置にいる人間の側にいる。それが成長する方法である。

人とのコミュニケーションにしろ、主体性にしろ、仕事の質にしろ、量にしろ、貴方の遙か上をいく人物のエネルギーを近くで浴びて、感化されて行こう!!

そのハイクラスな人と仲良くなる方法は、自分から話しかける事。怖がらず、自分と同じただの人間だと位置づける。

ハイクラスな人は決まって人望が厚い。だからハイクラスにいると思って間違いない。

つまり、話しかけてみると懇切丁寧にアドバイスをくれたり、親身になって話を聞いてくれる。

人に話しかけて、虜にして行こう!!

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