IMMEZという洋服ブランドをやっている。
ココに新たにPR担当が入る事になった。
モノを売った事がない人には、伝わらない話かもしれないが、お客様にモノを届ける事は容易ではない。
どんなに美味しいチュロスを作っても、どんなに可愛い服を作っても
①知ってもらい、②心に響かないと買ってくれない。
この①「知らせる」という作業がどれだけ難しいことか。
独立した新人スタイリストが津野の所に 「仕事がない」と、相談しに来る事もあるが、それは貴方のせいではない。
単純にお客様が独立した事を知らないか、忘れている。ココに1番の原因がある。
だから、「私ココにいるよーーー」と手を振らないといけない。
「仕事をお願いして良い人なんだ。」と認識させないといけない。
逆を言えば、売れてる店や、売れているスタイリストは忘れられていないという事。
「津野さん何処にでもいますね!」これは良くTV局でメイク、スタイリスト、マネージャーに言われるワードである。
単純に撮影の本数が多いだけで、思い出され仕事が舞い込む。 仕事が仕事を呼ぶとはこういう事だ。
例えば、東京のスターバックスは何処の駅に降りても存在するから、あの緑の看板で存在を思い出してもらえる。
ビジネスをやる上でまずは「知らせる」という作業が非常に重要なのだ。
各企業が広報を置く理由はココにある。
自社商品を民衆に「知らせる」専門部署を作らないといけない程、人の記憶力は乏しいのだ。
こうして繰り広げられる広報活動には、大変な労力と人件費がかかる。
そんな中 今現在、売れている新人芸能人は、会社から押される事が当たり前だと 思っている事だろう。
しかし、それは今だけの事。その有り難みを身にしみて感じるべきだ。
自分の事を社員総出で押してくれる期間なんて、今しかない。結果が出なければ、その流れは次の新人に移り変わって行く。
中には調子にのって、マネージャーに横暴になったり、遅刻したりする人もいるが、その行為が始まったら レールから外れるのは時間の問題である。
IMMEZの話に戻るが、先日の展示会で服を見に来た数人が買ってくれた。
可愛いと伝えてくれた。ここで津野とデザイナーは、「我々の服は可愛いんだ!」という事を改めて認識できた。
だったら、もっともっと広報活動を頑張ろうとなったわけだ。
デザイナーの千葉さんは、服作り素人の津野と組んだせいで、大変な労働量を投下する事になった。
その為、宣伝までは手が回らない。そこでタイミングよくPRを7年やっていた方が見つかったという流れである。
当然お金はさらに加速して、自分から離れて行くが、それと引き換えに人が集まる。これは1番良いお金の使い方だと思っている。お金は人の為に使ってこそ、思い出が増える。
「人生、人が全て。」
高い志をもった人間が集まり、理想の村を作る。その過程にワクワクし、村から生まれた商品が更に人を喜ばせる。
まさに幸せのループである🔁
チュロスの方でも
「ウチのチュロスのファンだ」と言ってくれた方が、バイトとして仲間に入ってくれた。
PALM TREE(パームツリー)のチュロスを広める為、さっそく彼女の旦那や、その仲間にも店を紹介してくれたようだ。
こうやって同じ志を持った仲間が増えていくと、人生は華やいでいく。今後も人が集まる場所をひたすら提供して行きたいと思う。
2024.9.26は2人仲間が増えた。とても、良い日となった。
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