エンターテイメントの世界の売上は、少し舐められていないだろうか。例えばGoogle、Amazonなどのメガテック企業には売上は到底敵わないが、
例えばBTSの1年の活動は、大韓航空1年の売上より優っている。更にBTS活動10年で2018年ピョンチャン冬季オリンピックよりも経済効果をあげている。
単発でいうと「ダイナマイト」①曲で2000億円の経済効果を生んだとされている。2000億円といえば「鬼滅の刃」がもたらした経済効果とほぼ同等。「鬼滅の刃」関連の舞台 グッズ、アミューズメントパーク全て合わせても2000億円だ。
どれだけ「ダイナマイト」1発が凄かったか理解出来るだろう。
世界のメゾンブランドの広告もブラックピンクが席巻している。どの外国人タレントより、映画スターより、メゾンに気に入られているのは、今やブラックピンクである。

これからはエンタメが世界を牛耳る時代となる。その理由を解説しよう。人の仕事は今後AIに代替されて、ドンドン無くなって行く。
スーパーのレジは自動になり、タクシーは自動運転により無人になるだろう。既にロサンゼルスでは、無人タクシーの方が🚕有人タクシーよりも需要がある。
役所に勤めている人達は、口座履歴、運転免許などの情報がマイナンバーに入る事で仕事はなくなる。
現にエストニア🇪🇪はマイナンバー先進国だが、デジタルIDカードの導入により、行政手続きの99%以上がオンラインで完結できている。
そうなってくると、人の通常の生活には 最低限のお金しかかからなくなり、娯楽に多くのお金を投じる未来がやってくる。
今でさえ推し活市場は盛り上がっているが、これが拍車をかけて盛り上がってくるイメージだ。そして、持ち金を娯楽に投資する流れは、先進国から順番に訪れると予想される。
理由は、先進国が飲み食いに困らず、物は飽和しているため、お金の行き場がなくなり、娯楽に向かうと予想されるからだ。

日本は何処を見渡しても、餓死している人はいない。戦後80年かけて、食べるに困らない国を作り上げた。
今やタイに行っても、インドネシアに行っても首都は高層ビルが立ち並び「食と物」は溢れている。
アフリカでさえ高層ビルが立ち並ぶようになった。
既にケニアの医療では、「輸血の血」は首都圏からドローンでダイレクトに地方に排出されている。
ただ、上記の国々が日本と違うところは、地方都市にいくと「食べるに困る人が沢山いる」と言うこと。かたや、日本は全国何処にいても食べるに困らないスーパー豊かな国なのである。

以上のことより、徐々に世界の経済はエンタメに傾いてくるだろう。その日が来る迄に、日本のお家芸であるコンテンツ力を発揮させておく必要がある。
既にアニメ、キャラクタービジネスにおいては世界1の大国である。サウジアラビア🇸🇦の国王も漫画「ドラゴンボール🐉」に心底惚れて、どでかいテーマパークを建設中である。

そこに付随して、日本政府はJ-POP、映画、舞台などのコンテンツにも「国をあげて取り組んで欲しい」と思うのである。
津野が大学生だった25年前は、TV局員、出版社、銀行マンが花形の職業で、今でいうNetflixやコンサル業くらい勢いがあった。
津野としては、たまたま選んだスタイリスト業だったが、エンタメ経済の未来を考えると、随分と息の長い仕事を選んだものだ。まだまだあと20年は仕事に困らない気がしている。そして、
更に25年後は、津野の予想通りエンタメ経済圏は広がっているだろう。非常に楽しみである。
エンタメの拡大と共に、スタイリスト業は仕事が増える未来が予想される。服に興味が無くてもいい、エンターテイメントに興味があれば、スタイリストを選んでみるのはどうだろうか。
その際は弊社の門を叩いて欲しいものである。

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